清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

carta.での夕食付き丸福樓インスペクションツアーに行ってきました

任天堂本社社屋を改装した、

京都の七条近くのレトロなホテル、丸福樓。

 

ずっと気になっていたホテルだったんだけど、

最近の京都のホテル代の値上がりは半端ないしね・・・。

そんなときに、ディナー付きのホテル見学ツアーを

Otonamiさんで見つけ、参加してきました。

 

参加者は、おひとり参加の方2名を含めて、

私と同じくらいの年代の妙齢女子ばかり6名でした笑。

ホテルの入口。
ホテルは4つの建物が連なっている横に長い形となっています。
この入口のある事務棟から、新築棟、住宅棟、倉庫棟がつながっています。

 

入口近くにあるゲストラウンジ。
かつての応接間で、当時使われていたソファなどがそのまま残ります。

任天堂花札の製造販売会社から始まったそう。

レセプション横にある柱時計。つい最近まで現役だったそう。

事務棟の2階にあがる階段。いい雰囲気ですね。

2階にあるライブラリー。
創業家の山内家や任天堂の歴史にまつわる本が中心に置かれています。

いつまでも完成することなく、進化し続けるということで
目入れされないままのだるまも飾られています。

事務棟の横にある新築棟のみ、新しく建てられたもの。
設計監修は安藤忠雄氏です。
その新築棟の1階にあるダイニングラウンジ。モダンなインテリアとなっています。

新築棟の隣の住宅棟は、かつて従業員の寮だった建物。
階段の踊り場に残るステンドグラスが素敵です。

当時の花札などの製品がそこかしこにインテリアとして飾られています。
レトロな感じがとってもオサレ~。

入口から一番遠い倉庫棟には、昔使われていた荷物用のエレベーターが
そのまま残っています。さすがにもう今は動いていませんけど…。

倉庫棟の3階にあるテラスからの眺め。鴨川も近くです。

テラスには、当時の社名も残っています。

インスペクションツアーの後は、お待ちかねの「carta.」での夕食!

料理家・細川亜衣さんが監修するレストランで、

日本古来の調味料・薬味・発酵食品を隠し味に、

身も心も喜ぶ優しい洋食料理がいただけるそう。

コの字型の白木のカウンターとテーブル席からなるこじんまりとした

空間・インテリアも細川さんの監修だそうです。

コロッケ。下にひかれているのは海苔。衣の中はじゃがいもだけの素朴なコロッケ。

グリーンサラダ。
梨とシャインマスカットとキュウリに、味付けはお塩と削ったスダチの皮のみ。

ワインペアリングを頼みました。
1杯目のワインはスパークリングシャルドネ

エスカベッシュ。玉ねぎの甘酢漬けに鮭、みょうがが絶妙なバランス。

2杯目のワインは、栗東ワイナリーのHA・RU・KA。

和牛のタルタル。

3杯目のワイン。ドメーヌ コーセイ片丘メルロー

グラタン。
優しいお味のミルクスープの中にクレープで包まれたシーフード。
今まで見たことのないスタイルのあっさりグラタンです。4杯目のワインはシャルドネ

ナポリタン。酸味穏やかなトマトソースの上にパスタ。
こちらも見たことのないスタイルのナポリタン。

デザートは、モンブラン。真ん中にピスタチオのアイスが。

どれも最低限の調味料のみで味付けされているであろう、

ほんまに優しいお味のお食事ばかり。

あっさりながらも深い味わいで、とても美味しくいただきました。

 

いつかゆっくり滞在もしてみたいなぁ。

 

お部屋は見れなかったけど、

レトロホテルを十分に堪能できるインスペクションツアー、

おすすめですよ。

 

SS