清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

癒され、活力チャージもできた山梨日帰り旅1~七賢で美酒をいただく

 

昨日は、知り合いを訪ねて山梨へ行ってきました。

 

題して、「温泉と美食・美酒の旅」!?

日程はこんな感じでゆるーくスタートです。

 

甲府駅スタート

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★サドヤワイナリー

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★リカーショップながさわ

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★「臺民」でランチ

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★「七賢」の蔵元

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増富温泉

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★わに塚の桜

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★韮崎の「和食おすし若」でディナー

 

 

甲府へは、新宿から特急あずさで行ったのですが、

もうすっかり人流は戻っています。

08:14発のあずさは臨時列車やったみたいだけど、

見事に満席!

松本行きだったので、山へ行く姿・形の方が多かったですね。

 

大月を越えると、車窓からの景色は、

住宅街の合間に見える緑の部分はほぼぶどう畑という景色に。

塩山、山梨市、石和温泉と、延々と続くぶどう畑を車窓に見ながら、

約1時間40分で甲府駅に到着です。

 

甲府に着くと、要所要所に眼光鋭いスーツ姿の人が立っていて、

なんか並々ならぬ雰囲気が漂っています。

何?何?と思いながら北口に降りると、

自民党の選挙演説で、なんと岸田首相がスピーチをされていたのでした。

 

岸田首相は無視して(笑)、

先ずは、駅からすぐのサドヤワイナリーへ。

こんな駅近なのに、一歩敷地内に入るとそこはもうヨーロッパ。

大正6年創業の老舗ワイナリーです。

 

ウォークインで行ってしまったのだけど、

ワイナリーツアーは予約制で、あいにく午後のツアーしか空きはないとのこと。

オシャレなワインがたくさん並ぶショップを少しぶらつき、

入り口近くに植えられていたワイン用のぶどうを見て、

結局ワインはここでは買わず、

この近くの、知り合いおすすめのリカーショップながさわへ。

 

そこで、勝沼醸造の「アルガブランカ クラレーザ2020」を購入しました。

 

普通の老夫婦がやっている、店構えもごく普通のリカーショップなんだけど、

山梨のワインや地酒を取り揃えていて、

ソムリエのお父さんが色々と説明をしてくれます。

 

購入したこのワインのもっと高いバージョンの2006が、

JALのエグゼクティブクラスの

ワインリストに載った初めての国産ワインと教えてくれました。

また、買ったワインには、

A4の紙に、それはそれは詳細に書かれた取説をつけてくれ

なんかステキなリカーショップなのでした。

和食にもあい、和食レストランの方が購入していくというこのワイン、

キリリと冷やして飲むつもり。

楽しみだな。

 

その後、北斗市へ向かいます。

ランチは、山梨銘醸が経営している発酵レストラン「臺民(だいみん)」で。

1階はカフェ、2階がレストランになっています。

レトロな雰囲気がとってもステキ。

私は、甲州豚の塩糀づけ焼き定食をいただきました。

ボリュームたっぷり、豚肉は柔らかく、具だくさんの汁ものも優しいお味で

とっても美味しかった!

お水も、「七賢」の仕込みに使用している白州の名水が

七賢のボトルで提供され、これまた美味しいんですよ♪

 

ランチの後は、隣にある山梨銘醸「七賢」の蔵へ。

カフェや飲み比べができるコーナーなど、複合施設になっていて、

酒好きにはワンダーランドだね。

飲み比べは、ガラス製の小さなお猪口をもらい、

一杯70円から300円で色々と試飲ができます。

「このお猪口は持って帰ってもらっていいですよ」と言われ喜んだんだけど、

後でレシートを見たらしっかり300円が計上されていました…。

まあ、別に300円かかりますと言われて試飲をやめることはないけど、

これはきちんと正しく伝えてほしいよね~。

 

蔵元でしか買えない生酒「七賢人シリーズ」の

純米大吟醸生酒「劉伶(りゅうれい)」、

純米吟醸生酒「嵇康(けいこう)」、

この時期限定の微発砲の純米「花水香」の3杯をいただく。

サントリーの白州もこのご近所だし、

白州・甲斐駒ヶ岳の伏流水を使っているという七賢。

雑味のない綺麗なお味で、この飲みやすさはヤバいです(笑)。

甘さと辛さのバランスがちょどよい「嵇康」をご購入。

繊細な味の和食にも邪魔することなく美味しく飲めそうな味です。

 

他に「糀糖」という糀の甘味料も気になり、

試食?試飲?させてもらうと、

いわば、甘酒の濃いバージョンみたいな感じですね。

薄めて飲んだり、様々な料理に甘味料として使えそうです。

 

敷地内には、伏流水を自由に汲めるところもあり、

ペットボトルなど持っていくとよいです。

 

一番奥には、初めて見た「菌塚」が。

糀菌と酵母菌が祀られた小さな塚。

この2つがないと美味しいお酒は作れないものね、

菌に対するリスペクトが感じられます。

 

小豆島のお醤油の蔵元を訪ねた時も、

木桶に住み着いている微生物をとっても大切にしているお話を聞いたのだけど

日本古来の発酵文化を支えている、

菌たち、頑張れー!

 

 

その後、秘湯、増富温泉へ向かいます。

 

続く~