清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

34年前の!初めてのインド旅行 絵日記公開【13】ムンバイでホテルを探す

★12日目:1990年3月8日(木)

朝、ウェイティングルームを出て、駅構内で軽く食事。

その後、ウェスタンレイルウェイでチャーチゲイト駅まで向かう。

2等車は皆、猿のようにしがみついて乗っているが、一等車ががらすき。

こぎれいな制服を着たお嬢様方々が上品に座っている。

きたない私たち(33時間もデカン高原を走ってきて埃にまみれているのだ)は

妙に浮いていた笑。

朝、ウェイティングルームでシャワーを浴びてさっぱりした後、

お出かけしていくインド人女性。

駅にこういう施設があって多くの人たちに利用されている、

なんかいいなぁ。

 

先ずは今日から泊まるホテル探しにと、目星をつけていたYWCAに行く。

しかしドミトリーしか空いていなくて、しかも3人一緒は無理だという。

どうしようかと悩んでいると、フロントのお兄さんがいきなり名前を尋ねてきた。

答えると一枚の紙きれを渡してくれて、そこには

「●●商社ボンベイ支店のMさんに連絡するように」と書かれている。

 

実は、初めての海外旅行&インドバックパッカー旅を

親に許可してもらうために

出発前にだいたいのルートと泊まる予定のホテルリストを

出していたのでした。

また●●商社に勤めていた叔父の知り合いがインド駐在をしているとのことで

何かあれば連絡しなさいとも言われていたのですが、まさかの先回り!

携帯もなければ電話も通じにくい30年前ほど前のインドで

こんな形で連絡がついたとは、今から考えても驚きですねー。

 

早速電話を貸してもらい連絡を入れると、

「手紙もなく親が心配をしている。

 最近事故が多発しているそうだから気を付けて」

等叔父からのテレックスの内容を伝えてくれる。

「ホテルが決まったらまた連絡を入れます」といったん電話を切る。

 

その後、YMCA、サルベーションアーミーと回って

次に訪れたWhalley's guest houseというところに決めた。

朝食付きでトリプル1日400ルピー。

部屋も広いし、なんといってもキレイで明るいシャワー・トイレが嬉しい。

(ところが、ここもまたお湯が出なかった…)

ホテルが決まったとⅯさんに連絡を入れる。

ホテルのフロントの電話を借りたのだが、何度ダイヤルしてもつながらない。

するとホテルの親父が、どれ貸してみ、みたいな感じでダイヤルすると

これがつながったんですよ、なにかコツがあるのだろうか???

 

その後、チャーチゲイト駅前のオフィスに行き、

デリー行の列車の予約をしに行く。

相変わらずの人の多さ。

どうも外国人専用のカウンターがあるらしく、

一人のおじさんが、人混みにもみくちゃになっていた私たちを

そっちまで連れて行ってくれた。

 

ここもパソコン導入だったが、やはり仕事はのろい。

どんなに人が待っていようと、

昼休みになるとパッと仕事をやめてしまったりするし。

寝台車はあいにく満席でとれなかったが、

乗りたかったラージダーニーエクスプレス

(首都特急という意味。他にデリーーカルカッタ間も走っている)

の予約がとれたからよしとしよう。