ホテル1899宿泊記
コロナのせいで週末に入れていた予定がまるっとなくなり、
思い切って、近場のホテルにお泊まりする
ステイケーション?ホカンス?をしてみました。
暑さや、最近の仕事のストレスもあったのか、
ちょっと不眠気味でね。
気分も下がり気味だったので
その週末の予定をめちゃくちゃ楽しみにしていたんだけど、
あああ、
マジか~~(涙)と、
その喪失感たるや…。
で、代替案として急遽、
おひとりさまでホテルにお籠りしたわけなんだけど、
ちょっと環境を変えてみるってのは
ある意味正解でした。
で、今回宿泊先に選んだのは、
かねてからずっと気になっていた「ホテル1899東京」。
お茶をコンセプトにしているホテルらしく
滞在中お抹茶などのサービスがあるというのが選んだ一番の理由(笑)。
一休サイトでは、ビジネスホテルにジャンルされているホテルなので
朝食付きで1万円ちょっとで、結果非常にコスパの良いホテルなのでした。
ホテル1899東京は、新橋駅から大門駅の方向に歩いて約10分。
駅前のワチャワチャしたエリアを抜けた静かなエリアにあります。
1階は、一般の方も使えるレストランになっていて、
フロントは2階です。
今回泊まったお部屋は、
スーペリアダブルA、IORIという名の20平米のお部屋。
ベッド奥には、
お行儀悪く足をだらーんと伸ばしてもOKなベンチソファ。
お茶を飲むのにも、テレビを見るのにも、本を読むのにも
なかなか居心地のよい一角でした。
そして、このベッドサイドのランプ!
茶筅の形をしていて、とってもかわいい。
お茶をコンセプトにしているだけあり、
ちゃんと急須で飲んでねということなんでしょうね、
お茶セットもステキです。
まあ、備え付けのお茶はティーバックでしたが💦
まあ、ティーバックじゃないとめんどくさいしね、
おかげで、いろいろなお茶を楽しめました。
しかも、お茶に最適な軟水のボトルウォーターが、
普通のミネラルウォーターとは別に備え付けられていました。
実際、違いはよー分からんかったけど(笑)。
ちなみに、無料で榮太樓總本鋪のピーセンも2袋ありました。
テレビ横には、こんな鏡台が。
その下にはアクセサリーケースもあって、
女性には嬉しい設備です。
バスアメニティはオリジナル。
お茶の香りも爽やかならば、見た目も爽やか。
今どき仕様で、エアコンの調整や、お部屋の電気は
このタブレットで全てが完了します。
ちゃんと、ろびん様 と名前入り。
お部屋の電気は、通常の他にリラックスモードとおやすみモードがあって、
リラックスモードをタッチすると、
とたんにお部屋全体がいい塩梅で薄暗くなり、白熱球のあの温かみのある色合いになります。
実際、夕食後はこのリラックスモードにしていたら
自然と瞼が下がってきて、朝まで熟睡ですよ。
また、右下のお部屋内の360度カメラの画像では、
画像に映っているライトのところをタッチすると、
個別にそれぞれのライトのオンオフが出来る仕様になっていて、
おばちゃん、ビックリ(゚д゚)!
最近のデジタル技術はすごいですねぇ~~。
ちなみにチェックアウトもこれから出来ます。
サービスのお茶は、
ちっちゃいフロント横のちっちゃいカウンターかソファー席でいただけます。
チェックイン当日の15:00~22:00は、お抹茶、煎茶、季節のお茶、
翌日の朝8:00~10:00は抹茶がいただけます。
到着日にいただいたのは、季節のお茶。
レモングラスの入った和紅茶に苺をつぶしたものをいれたもの。
苺の優しい酸味が、暑い日にはさっぱりと飲める、美味しいお茶でした。
お茶菓子は、香川県のばいこう堂というところの和三盆。
なんで1899って言うのかも聞いてみました。
このホテルは、ホテル龍名館系列だそうで、
そのホテル龍名館お茶の水本店の創業が1899年なんだって。
今は、その龍名館は休業中だそうですが、
「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」として
かつて徳川家御用達の名水だった御茶ノ水のその場所で 「茶を食す」新しい和食体験を提供していると。
調べてみるとこのレストランも雰囲気がとっても良さそうで、
お茶のアフタヌーンティなんかもやっているみたい。
このホテル自体は2014年創業だそうです。
翌日の朝は、お抹茶をいただきました。
目の前で点ててくれます。
よろしければお代わりどうですか?と優しく聞かれ、
ではお願いしますと、全く遠慮することなく2杯もいただいちゃいました。
朝食は1階のレストランで。
朝食の時間帯のみ宿泊者のみとなっているようです。
ビュッフェです。ヘルシーで美味しかったですよ。
ちなみに、チェックアウト前に、あのタブレットからアンケートに答えてみました。
スタッフの方も皆ステキだったし、あまりにも居心地のいいホテルだったので、
お礼を書こうと。
そしたら、チェックアウトしたその日のうちに、
そのアンケートに対するホテルからのお礼メールが届いたのでした。
部屋数が少ないからこそできるのだろうけど、
最後の最後まで唸らせてくれたホテルでした。
現実から逃げ出したくなった時(笑)、
近場で簡単にエスケープできる居場所を
見つけた感じです(^^)