清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

34年前の!初めてのインド旅行 絵日記公開【9】サールナートで貧血で倒れる

ガンジス川観光の後、裏道を通ってヴィシュワナート寺院へ向かう。

せまいせまい路地である。

でこぼこの道、両脇にきたない家が並んで(ごめんなさい🙇)

くねくねと続く。

オレンジ色の花を売っているところが多く、

また壁のいたるところにガネーシャなどの神様がどどーんと描かれている。

牛糞もあちこちに落ちていて、また、たまに牛さまとぶつかりそうになる。

せまい路地では、聖なる牛さまに道を譲らなくてはいけないのは

私たち人間なのだ。

 

≪訪れた観光箇所≫

・ヴィシュワナート寺院

 屋根が金箔ばりなので、別名ゴールデンテンプルと呼ばれる。

 ヒンドゥー教徒以外は中に入れない。

 

ドゥルガー寺院

 たちの悪い(とガイドが言っていた)猿がいっぱいいるので

 モンキーテンプルとも呼ばれている。ここも中には入れないのだが、

 周りの回廊からお祈りの様子を見下ろすことができる。

 

・バーラトマーター寺院

 日本語に訳すと母なるインド寺院というだけあって、

 寺院の真ん中に3メートル四方くらいのでっかい白大理石製のインドの

 立体地図がある。

 

・バラナシ・ヒンドゥー大学

 我がマーラヴィア先生のおじいさま(ガンディー自伝にも登場するおえらかた)

 が創立された大学。とっても広く、構内には立派なヒンドゥー寺院がある。

 (ここには入れた)

 

全行程が終わり、お決まり最後には土産屋に連れていかれる。

サリーやスカーフなど、品は良さそうだけど、高い。

値切れー!負けてー!とヒンディー語で言っていたら、

ガイドに内緒で名刺をくれ、後でまた個人的に来たら、

45ルピーのスカーフを30ルピーにしてあげるという。

本当かな。

午後の観光バスの出発まで、バンガロー横のレストランで

私たちよりも少し上だと思われる日本人男性とおしゃべり。

香港経由でネパールに入り、陸路でバラナシに来たそうだ。

ここのレストランでラッシーを飲んだのだが、これがまた不味い。

その男の人は美味しいと言う。

氷が入っていたので、私たちはピュアを入れたのだが、

それが原因かな。トマトみたいな味になっていた。

(ちなみに、その日本人男性は、一重で若干えらがはっている私のことを

 韓国人だと思っていたらしい・・・)

 

14時ちょっとすぎ、サールナート(バラナシから9キロメートルほど

離れた、仏陀が初めて説法としたという仏教の聖地)に向けバスは出発。

皆好き勝手に走る中、このバスも対向車にぶつかりそうになっても

スピードを落とさず突進する。

どうしてぶつからないのだろうと不思議なくらいに荒い運転だ。

外からは排気ガス、牛の匂いのまざりあった生ぬるい風が入ってくる。

 

サールナートに着いた。巨大なストゥーパが見える。

例によってさまざまな物売りに囲まれる。

先ず考古博物館へ。

入ってすぐのところにアショカ王(BC2世紀ごろ)の石柱の上にあった

ライオン像が展示されていた。

これはインドのコインの図柄になっている。

他に大法輪などもあった。

 

ところが、それらを見学中、私は貧血を起こし、

椅子に寝込むこととなってしまった。

立てる状態ではなく、若い方のガイドさんが近くのツーリストバンガローに

連れて行ってくれ、しばらくそこで休憩させてもらう。

これからまだいろいろと見学するけどどうする?と聞かれ、

他のふたりには申し訳ないが、ちょっと行けそうになかったので

ホテルまで帰ることにした。

その若いガイドさんが、オートリキシャをつかまえてくれ、

ホテルまで一緒に帰ってくれた。

皆さん、本当にありがとう!