清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

34年前の!初めてのインド旅行 絵日記公開【10】バラナシでインドあるある体験

★9日目:1990年3月5日(月)

バラナシに来てから、どうもお腹の調子がよくない。

下痢気味だし、食欲もあまりない。

午前中は、近くの薬局に行ったり、中庭でくつろいだりしている。

今日は曇っていて、どちらかというと寒いくらいだ。

 

昼食は、トースト、オムレツ、チャイと、

カレーではなくお腹に優しめのものを頼む。

本当はラッシーを頼んだのだが、今日はヨーグルトがないから

できないと言われた(ホンマか!?)

 

午後から、昨日のスカーフ・サリー屋さんに行こうってことになった。

よく場所は分からないが、もらった名刺に書いてあった

オーランガバードロードまで、と一台のサイクルリキシャと交渉。

がりがりにやせたおじいさんだった。

なんとか3ルピーまで交渉を成立させ乗り込む。

このサイクルリキシャ、いろいろ見ていると2人が一応の定員のようだ。

私たちは無理して3人で乗ったが、端に座ったYちゃんと私は

お尻が半分ほどはみだしてしまう。

しかしリキシャのおじいさんは客の乗り心地など全くお構いなし。

曲がるときもスピードを落とさないし、

段差があっても、車や他のリキシャと接触しそうな時でも、

やはりスピードを落とさない。

冷や汗もんの恐ろしさなのだ。

しかし、折れそうな細い細い足でもくもくとペダルをこいでいる

おじいさんの後ろ姿を目の当たりにすると、

なんだか気の毒な気持ちになって、

目的地についたら少しチップをはずんであげようと思っていた。

ところが、着いたのは、目的地と全然違うところ!

バラナシのリキシャは目的地に行ってくれないのが多いよと

聞いていたので、腹もたったけど、やっぱりという気持ちも。

しかたなく3人で今来た道を引き返す。

皆もしかしたらという気持ちがあったのか、

比較的容易に引き戻ることができた。

今思えば、携帯もなければグーグルマップもないのによー帰れたもんだ笑。

 

途中、小さい子供がハローと声をかけてくれた。

牛の糞を踏まないように下ばかり見ていて、

前からこぶ牛の集団が迫ってきているのに直前で気づくという

ぎょっとした体験も多々…。

 

結局あのスカーフ屋には行けず、バーラトマーター寺院の近くの

サリー屋に入る。

シルクのサリーでも100ルピー前後でとにかく安いが、

色も柄もいまいちなのばかり。

「もっと若者向けのものを出して!」と頼むが

「これは若者向けだよ」と、次から次へとサリーを見せてくれるが

シルクのでは気にいったものが結局なく、

コットンので気にいったブルーのサリーを購入する。

ああ、あのお店に行きたかったなぁ。

お店の人はターバンを巻いたシク教徒のおじさん。

 

 

************インドびっくりぎょうてん************************************

インドの薬は強烈だ。

バラナシでは下痢をしていたので、Yちゃんと私はインドの薬局で買った

黄色い下痢止め薬を飲んだ。

すると翌日にはぴったりと下痢が止まり、それどころかもよおしてこない。

一気に便秘となってしまった・・・。

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