清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

DMVって知っていますか?

徳島県で、DMVなる乗り物に乗ってきました。

 

見た目はバス、しかも懐かしのボンネット型。

でも、名前は、阿佐海岸鉄道

 

そうなんです。

車体の下をのぞき込むと、電車の車輪がこっそりと見え隠れしています。

DMVとは、Dual Mode Vehicleの略だそうで、

線路と道路の両方を走ることができる乗り物なんです。

水陸両用車なんかはよく聞くし、観光地でも見たりはするけど、

線路と道路の両用車は初めてやなぁ。

それもそのはず、DMVの本格営業運行は、この阿佐海岸鉄道が世界初なんだそう。

(サイトでも世界初!と大々的に宣伝してはります)

 

今回は、「道の駅宍喰温泉」駅から「阿波海南」駅まで乗車しました。

「道の駅宍喰温泉」駅からはバスモードで出発します。

宍喰温泉駅は、オーシャンフロントの立地で、とっても海がきれいでした。

ここから、いったん南下して高知県の「道の駅東洋町」に寄って、

また北上して徳島県の「甲浦」駅へ。

「甲浦」駅で鉄道モードになり、「阿波海南」駅までは線路の上を走ります。

バス→鉄道、鉄道→バスへのモードチェンジ中は、

私たち乗客は乗ったままなんで、車体の下でどんなことが行われているのか

見えないのですけど、

車内では、「モードチェンジ」というビデオを流してくれます。

先ず前輪が、続いて後輪が、車輪が変わる際に車体が上下しますが

時間にして約15秒ほど。

 

しかし、このビデオ、

バックミュージックがさすが徳島というべきか、

阿波踊りのにぎやかな音楽でして…。

またモードチェンジが終了した際の「フィニッシュ!」ていうナレーションが、

どう聞いても「フィニッチュ!!」にしか聞こえない

ちょいなまった英語でして…。

車内にどっと笑いが起こっていました笑。

 

土日祝は1日1便のみ、高知県の室戸まで行っているようです。

 

阿波海南駅は、JR四国牟岐線徳島駅から約2時間。

相当遠いのですが、海もキレイだったし、

宍喰温泉のお湯はトロトロ。

興味ある方は、覚悟して(笑)行ってみてください!