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関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

カンチャナブリに行ってきました

たまった代休でタイへ行ってました。 関空からのTG623便は、最新のエアバス380。 なんと、客席数500を超える総2階建ての飛行機なのである。 決して飛行機マニアでない私でも、 はやる心を抑えられない(笑)。 でも、見かけは ほんまに飛ぶんかいな?と不安を煽る、でぶっちょな機体↓ 今回は、日帰りでカンチャナブリへ。 カンチャナブリは、ミャンマーとの国境沿いにある街で、 バンコクから車で約3時間のところにあります。 ここからタムクラセー駅まで約1時間半、泰麺鉄道に乗ってきました。 約1時間ほど遅れて、やっと姿を現した列車@カンチャナブリ駅 列車に乗り込みます。 列車はすぐに、「戦場にかける橋」のモデルにもなった クウェー川鉄橋を通過。 駅のすぐ横にあるので、 列車が来ないときは、線路上を歩くことが出来ます。 タムクラセー駅までは、結局2時間くらいかかったけど、 いまや観光列車になっているので (一般人が乗っている車両もあり) 私たち観光客には、お菓子と水、コーヒー付き。 タムクラセー駅手前にあるアルヒル桟道橋。 その上を走っている私たちにはよく見えないけど S字カーブの約300mもの木造の橋なのだそうだ。 そこを、時速5㎞でのろのろ運転をする列車。 進行方向向かって左側に広がるこんな絶景を楽しませてくれる 粋な計らいと思いきや、 実は安全のため、なんだって。 対して進行方向右側には、 建設当時に日本軍が爆破したでこぼこの険しい崖が迫っている。 やっと、タムクラセー駅に到着。 いまや観光列車として皆はしゃぎながら乗っているけど、 泰麺鉄道は、別名「死の鉄道」とも言われている。 もともとは、第二次世界大戦中、 ビルマ戦線へ軍事物資を送るための輸送路として 日本軍が計画した列車で、 全長415㎞の鉄道が 3万人もの連合軍捕虜、10万人ものアジア強制労働者らを使って、 たったの15か月‼!で開通したそうである。 1日18時間労働、 密林での過酷な労働ゆえ、疫病による死者も多数。 カンチャナブリには連合軍の共同墓地があるが、 いずれも20~30歳代の若者ばかり。 でも、この墓地に眠るのはたったの6000人ほどで、 大多数の犠牲者は、いまだに密林の中に埋もれているそうだ。 なんとなくしか知らなかった悲惨な歴史を きちんと知ることができて、 カンチャナブリに行って良かった、と思う。 とは言いながら、一観光客として 普通に楽しんじゃったけど、テヘッ(笑)

 

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