清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

あと9日ですよ! 江戸東京博物館

 

両国駅から歩いてすぐ、

両国国技館の隣に建つ

江戸東京博物館

 

以前、「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展」

に行った時に寄れなかった常設展に

ずっと行きたいと思っていた。

そんな矢先、老朽化による大規模改修のため、

来月4/1からなんと!3年間も全館休館になるというニュースが!!

 

こりゃ、はよ行かなあかん!!と

この3連休の間に行ってまいりました。

 

高床式の倉をイメージしたという建物は非常にユニークで目立つことこの上ない。

3階部分が広大な吹き抜けになっていて、

ある意味、地震が来たらやばいんちゃうの?と思わざるを得ない

パッと見、不安定に見える形なんですけどね。

常設展示展は5~6階にあたる部分に。

ロングなエスカレーターで向かいます。

6階の入り口から入ると、すぐに江戸時代の日本橋が。

当時の大きさは、全長約51メートル、幅約8メートル。

展示されているのは川幅の半分の約25メートル。

下から見ても立派。

半分とはいえ、当時の日本橋をそのまま体感できる大きさです。

 

この日本橋のある6階から階下の5階にかけて一通り回ると、

家康の頃の江戸時代から現在に至るまでの江戸と東京の

変遷が辿れるようになっています。

 

それが本当に興味深くてね。

展示物もほんまよー出来ている。

徳川家の系譜から一般庶民の生活、文化、芸術、商業活動に至るまで、

明治に移行後の街の様子から、震災、戦争、戦後の生活まで、

解説も分かりやすいし、展示資料の充実ぶりも素晴らしい。

 

今月で休館になるのと、3連休だったこともあり

結構な人混みだったのですが、

子供連れのファミリーや、ヤングカップルが比較的多く、

皆、とっても楽しそう。

そして、ビックリしたのが、意外と外国の方が多かったこと。

 

東京に在住の方なのでしょうけど、真剣に見入っている方も多く、

きちんと日本の歴史(いや、正確には江戸と東京の歴史やな)に

興味を持ってくれている外国の方がこんなに多いことに

ちょっと嬉しくなりました。

 

↓こちらは江戸時代の日本橋周辺。

ちょうど三越がある辺りですね。

5階には、歌舞伎の芝居小屋、中村座が再現されています。

文明開化の頃の銀座。

全くその存在は知らなかったのだけど、

その昔浅草のシンボルとして「浅草十二階」とも呼ばれていた凌雲閣。

関東大震災で倒壊してしまったそうです。

 

いやぁ、実に面白かった!!

休館まで、あと9日ですーー!!

お時間ある方は是非足を運んでみてくださいねぇ。

 

再オープンは、2025年。

もう、その頃にはもう東京にいないだろうなぁと思いながらも、

どんなふうに改修されるのか楽しみでもあります。

 

その後、浅草まで出たのですが、

浅草寺が美しくライトアップされていました。