清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

東洋文庫ミュージアムのモリソン書庫がステキだった話

 

大学で東洋語を学んでいたこともあり、

ちょっと気になっていた「東洋文庫ミュージアム」。

 

 ○場所:駒込駅から徒歩約8分。

 ○入場料:大人900円

   (アソビューから申し込むと100円引きの800円になりますよ)。

 

モリソン書庫が有名なのですが、

そもそもは、三菱三代目当主の岩崎久彌氏が1924年に設立した、

東洋学分野での日本最古・最大の研究図書館。

世界5大東洋学研究図書館の1つにも数えられていて、

その蔵書数は100万冊もあるれっきとした図書館です。

(貸し出しはしていないようですが)

 

その1階と2階部分がミュージアムとなっているようです。

入り口に表示されているアジア各国の様々な言語の書体。

アジア好きとしては、なんか入口から心がゾクゾク(笑)。

当たり前だけど、習っていたヒンディー語もちゃんとある~(^^)

 

で、お目当てのモリソン書庫は2階にありました。

美しいですね~。

岩崎久彌氏が、北京駐在のオーストラリア人G. E. モリソン博士から

購入した東アジアに関する欧文の書籍・絵画・冊子等約2万4千点だそうです。

 

廊下も美しい~。

ちょうど今は、「江戸から東京へ -地図にみる都市の歴史」展をやっていて

江戸時代の地図や、ガイドブック等が展示されていました。

 

これが実に面白くてね。

大きな地図だと持ち運びに不便だし、小さいと細かいところが見えないしと

すでに今でいうドライブ地図のような冊子型の地図があったり、

男2人が江戸を旅するといったストーリーでの江戸のガイドブックがあったり、

(当時はそんな観光地もないため、寺社仏閣ばかり掲載されていたようですが)

レストランやお土産屋さんのリストブック

(持ち運びに便利なように、かなり小ぶりなサイズ!)

があったりと、

江戸時代の人も旅行が好きやったんやな~、

旅に求める情報や冊子のサイズは今と全く変わらないんだな~と

江戸時代の人々に妙に親近感を感じた瞬間でした。

 

奥には「オリエント・カフェ」というレストランが。

朝早く行き過ぎたため、残念ながらまだオープンしていなく・・・。

こんなステキなところだと知っていたら、

ランチ時間にあわせて来たのにな~と、ちと反省(笑)

このカフェは小岩井農場がやっているそうですが、

小岩井農場の小岩井って、

共同創始者である小野義眞(日本鉄道会社副社長) 、

岩崎彌之助(三菱社社長) 、

井上勝(鉄道庁長官) の3名の頭文字をとって名付けられたんだって。

へぇ~!!!ですね。