清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

東京散歩 ~おトクすぎる東京国立近代美術館のMOMATコレクションと甘酒かき氷

 

まん防になって、待ちに待った都内の美術館や博物館の開館。

 

前から気になっていた東京国立近代美術館へ。

隈研吾展もやっているのですが、事前予約制で当日のチケットはすでになく

所蔵作品展のMOMATコレクションへ行ってみることにしました。

 

その前に腹ごしらえ。

 

タイトルにもある通り「散歩」なので歩くことも目的(笑)。

今日のスタートは新御茶ノ水駅とし、

少し早めのランチは、神田の「グッドモーニングカフェ錦町」で。

ビルに囲まれた都会の真ん中なのに

緑が綺麗な木立ちがいい感じの、広々としたテラス席もあり、

陳腐な言い方だけどザ・都会のオアシス。

 

人気のカフェゆえすでにテラス席は予約で埋まっていましたが、

店内もかなりゆとりのあるレイアウトでゆっくりランチを楽しむことができました。

 

ゴルゴンゾーラチーズのピザとボリュームたっぷりのサラダランチ。

美味しかったですよ。

 

そして、MOMATコレクション展へ。

元々の所蔵作品を展示しているコレクションのようですが、

今回はオリンピック・パラリンピックの開催にあわせた

「特別編 ニッポンの名作130年」。

明治の終わりから今にいたるまでの日本の近代美術の歩みを、

横山大観高村光太郎萬鉄五郎岸田劉生安井曽太郎藤田嗣治東山魁夷などの

重要文化財も含めた作品を

展示室3階分に渡りたっぷりと堪能してきました。

 

さすが国立、展示室も贅沢なくらい広く、またその配置方もかなりイケてる。

隈研吾展は混んでたけど、こちらはガラガラ。

でもって入場料は500円!

見ごたえたっぷり、コスパも最高な展示会なのでした。

 

良かったのは、

重要文化財でもある横山大観の「生々流転」。

なんと40メートルにわたって水の一生が描かれた墨絵なのですが、

今回の展示では前半の20メートル分しか展示されておらず・・・。

また後半も見に来なあきません(笑)。

 

富山治夫という方の「現代語感」からの写真も、

東京オリンピックの頃の色々なひづみが出始めて来た当時の日本の社会を

ちょっと風刺画的な目線でとらえたものが

興味深かったです。

 

皇居側を眺めることのできるテラスになんだか不思議な人体が。

これ鏡ではなく、まるで鏡を見ているかのようにガラス戸に向かい合って立つこの2体。

実はこれも、

アントニー・ゴームリ―という方の「反映/思索」というれっきとした美術品なのでした。

 

美術鑑賞後は、また散歩再開。

 

なかなか暑い日だったので、

暖簾に大きく描かれた「氷」という文字に引き寄せられるように入った

神田明神横にあるお茶屋さん。

なんと創業は1846年!

ここの甘酒は、この店の地下6mのところにある天然の土室(むろ)から

作り出される糀をもとに作っているそう。

 

中庭。

店内にも風鈴がいっぱい吊り下げられていて、

ふっと風がとおると一斉に鳴る風鈴のハーモニーがめちゃ心地よいです。

 

看板メニューの甘酒かき氷をオーダー。

いや~、めちゃくちゃ美味しいです。

器の底に糀粒もそのままの優しい甘さの甘酒がたっぷりと溜まっていて

なんか体もスッキリ。

 

最近のかき氷はやたら無駄にでかく、かつやたらに高級で

氷にそんな金額を出すなら他のもの食べるわ、てなことが多かったのだけど

手軽な大きさで550円というのも素晴らしい。

 

この後、北千住の人気焼肉店京城」へ行って、

久しぶりの韓国焼肉

 

嬉しがってもりもり食べ過ぎて、ちょっとお腹が驚いています・・・。