清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

松之山温泉の本格フレンチが食べられるお宿 酒の宿 玉城屋

 

父親のルーツが新潟。

でも、新潟には幼少の頃に行ったきり(全く覚えがない)、

それ以降、足を踏みいれたことがなく、

東京に転勤になって近くなったのでいつか行きたいと思っていた。

 

で、念願かない、今年の5月のGWに行ったのは(古いネタですみません💦)

十日町市にある松之山温泉。

 

新幹線で越後湯沢駅へ。

そこから北越急行ほくほく線まつだい駅まで。

 

切符は懐かしの硬券です。

まつだい駅までの約40分間の旅のお供は

えちごビールと、越後名物笹団子。

車窓から。

GWとはいえ、まだまだ雪山です。

 

まつだい駅からは、お宿の送迎車で約15分ほどです。

ちなみに、ほくほく線の帰りはこんなラッピング列車でした。

 

お部屋は、露天風呂付き。

松之山温泉は、有馬温泉草津温泉とともに日本三大薬湯だそう。

太古の海水が地層に閉じ込められてできた化石海水型の温泉なので、

こんな山の中なのに、お湯はしょっぱいのです。

また、温泉成分は療養泉基準値の15倍もあるらしく、

お肌しっとり、体ポカポカのいいお湯でした。

 

なぜこのお宿に泊まりたかったのか?

その理由がこの夕食なんです。

こてこての和風旅館なのに、夕食は本格フレンチが食べられる、

しかも日本酒とのコラボも楽しめる、

そして、四代目を継いだ若きオーナーはソムリエかつ酒匠、

料理長はミシュラン2つ星のレストランで働いていたこともある若者、

と聞いたら、

もう興味深々ですよねぇ。

 

お食事処という言葉は似合わない。

並べられているのはワインではなく日本酒だけど、

とってもオサレ。

メニューは、食材しか書かれていなくて、

どんなスタイルのお食事が出てくるのか全く不明。

でも、次はどんなお食事が出てくるんだろう?という

ワクワク感は半端なく、なかなか心にくい演出ですね。

 

水蛸。

蕗の薹。

玉葱はスープで。

お刺身は、真鯛と独活(ウド)。ジュレとマヨネーズでいただきます。

小豆と西バイ貝の不思議なコラボ。

木の芽。

平目。

妻有ポーク。

デザート。

日本酒とのペアリングは+5,000円。

決して安くはないけど、せっかく酒どころ新潟に来たんだし、

実は、

一緒に行った友人が新潟再訪キャンペーンの5,000円の割引券を持っていたので

お願いしました。

男前のオーナーが説明とともに注いでくれるのよ。

いただいたのはこの5杯。

この他、+10,000円でワインとのペアリングコースもありました。

(こちらは予算オーバーやね)

 

朝食もまたステキでして。

春らしい、山菜メインの朝食です。

 

松之山温泉自体は、はっきり言ってちょっとひなびた感が否めなく、

(個人的には、そんなところの方が好きですが)

そんな中で、お値段的にはかなりお高めのお宿。

 

でもお食事は想像以上に美味しく、

このご飯を食べるだけにまた来たいと思わせるお宿でした。