大分県は、湯平(ゆのひら)温泉へ行ってきました。
博多から高速バスで由布院へ。
そこから列車で湯平までというルート。
バスは、所要約2時間。
回数券を使えば、列車利用に比べ約半額の片道約2,000円で行けます。
(本数がとっても少ないので、注意が必要ですが)
湯平駅は、「湯平温泉にようこそ」なんていう看板は全くありません(笑)。
無人駅なので改札もなく、
お宿の方が、ホームの上(!)でお出迎えしてくれていました。
その昔、この駅で寅さんの撮影があったようで
駅の待合室には、すっかり色あせてしまった
超若い田中裕子と沢田研二の撮影風景の写真が飾られていましたよ。
このひなびた感、嫌いではないな~。むしろ好きな部類。
お宿は、湯平駅から車で約10分のところにある
「奥ゆのひら 花灯り」。
全室離れ、10歳以下のお子様は泊まれない、8室しかない小さな隠れ家的お宿です。
部屋は、「山樝子(さんざし)」。
7.5畳の和室とベッドルームからなる和洋室。
山の中だからか、
九州といえども例年ならまだ雪が積もっているようなところだそうです。
今年は暖冬で、その日もとっても暖かい日だったけど、
日本人たるもの、おこたが嬉しいですな♪
お部屋の露天風呂。一度に4人くらいは入れそうなゆったりサイズ。
まだ丸裸の木々ばかりだったけど、眺めはなかなか雄大。
柔らかいお湯で、いい泉質です。
お待ちかねの夕食。
かなり洋な感じの前菜からスタートです。
お刺身も斬新なスタイルで。
この他、豊後牛のステーキなど和洋折衷のお食事に、
その場で釜で焚いてくれる地元、安心院(あじむ)の米が、つやつやでとっても美味しかった!
朝食も品数が半端ない(笑)。
カボス果汁と牛乳でできた自家製ジュースや、鶏天、別府の蘭王という卵など、
大分ならではの食材たっぷりの朝食。お腹パンパン。
1つ難があるとすれば、チェックアウトが10:00だったこと。
最近のお宿は、11:00のところも多いのにな。
しかも、由布院行きの列車が、09:50の次は、11:45しかなく(!)
どちらもめちゃ中途半端…。
これに併せて最初から11:00チェックアウトなら嬉しいのにね。
結局、少しばかり追加代金を払って、11:00まで延長してもらいました。
おかげで、朝食前と朝食後の2回、ゆっくりとお部屋の露天風呂を満喫。
そして、湯平の街中からも奥まったところにあるこのお宿はとにかく静かで、
久々の8時間睡眠ー!
本当にゆっくり、まったり過ごせました。
しかし、翌日、由布院に出て、ビックリしたことは
街中、韓国人観光客だらけだったこと。
博多~由布院間のバスもほぼ乗客が韓国人だったのだけど、
韓国で由布院がロケ地になったドラマでもあったのか、
はたまた韓国で、由布院キャンペーンを大々的に行っていたのか、
ほんまに大げさでなく、湯の坪街道や金鱗湖近くは韓国人だらけ。
博多に戻った時、「ああ、日本に帰ってきた~」と感じてしまったくらい(苦笑)。