創業はなんと1860年。
約160年もの歴史がある老舗のお宿です。
館内には、創業当時からの十八楼や周辺の様子が分かる
日本画や写真があちこちに掛けられていて、
160年という歴史の重さを感じることができます。
客室は96室。
最近は客室20室以下のこぶりのお宿ばかし泊まっていたので
久しぶりのオオバコ旅館だったけど、
入り口は意外と小さく、いい雰囲気。
露天風呂がついているお部屋は予約がいっぱいでとれず…。
でも、10畳+広縁で、十分な広さ&快適なお部屋です。
夕食はちょっと奮発して、飛騨牛会席コース。
飛騨牛のにぎり寿司やローストビーフ、陶板焼きやしゃぶしゃぶなど、
少しずつの量で、いろんなスタイルで味わえるのがよろしく、
お腹もちょうどいい塩梅。
鵜飼の鵜がとってくれたものでしょうか?
当然ですが、長良川のアユも出てきましたよ。
翌日の朝は、いいお天気で、
長良川の流れも美しいですー。
温泉もとっても良くてね。
有馬温泉のように、赤褐色のお湯です。
2つある大浴場は、夜と朝で男女が入れ替わるのだけど、
朝に入った2階にある蔵の湯が、特に素晴らしく。
名前の通り、明治時代の材木商の旧家に建てられた蔵を利用した大浴場で、
天井には130年前の見事な梁が。
長良川に面する側はほぼ一面ガラスとなっていて、
半露天気分で、重厚な雰囲気を楽しめる温泉になっているのです。
オオバコ旅館なのに、つかず離れずのサービスも素晴らしく、
不思議に落ち着けるいいお宿でしたー。
岐阜といえば、下呂や高山が有名だけど、
長良川温泉、オススメです(^^)