清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

千葉県散歩 ~城下町佐倉の歴博はとてつもなく広かった~

 

~千葉県散歩・城下町佐倉のお散歩ルート~

 

京成佐倉駅スタート

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国立歴史民俗博物館

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佐倉城址公園

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★旧堀田邸

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★佐倉順天堂記念館

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★佐倉高校記念館

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京成佐倉駅

 

密を避けた穴場の観光地を歩くシリーズ。

(勝手にシリーズ化してみました笑)

少し前にはなりますが、佐倉に行った時のお散歩ルートです。

 

先ずは、京成佐倉駅から歩いて約15分、

佐倉城址公園内にある国立歴史民俗博物館へ。

大阪の万博公園にある民博のようなものかしら?と思って行きましたが、

歴史という名前がついているだけあり、こちらはまさしく歴史。

それこそ旧石器時代ナウマンゾウから、縄文時代弥生時代の石器、

ブラウン管テレビなどの昭和の生活まで

日本が辿って来た歴史を

ほぼすべて展示しているスケールのでかい博物館でした。

 

インプットがあまりにも多すぎて、

しかも、会場もどでかすぎて、

全て見終わった後は、頭も足もくたくた笑

 

常設展だけでもくたくたですが、

企画展示展もかなりの見ごたえでした。

 

佐倉城は、日本の100名城に選ばれているお城だけど、

残念ながら建物自体は今は全く残っていません。

もともと石垣がないお城だったので、当然石垣も全く残ってないけど、

堀の配置等は当時のままだそう。

明治時代に廃城になった後は、陸軍の営所として使われていたものの、

江戸時代のままの形で、今の城址公園となっているようです。

お散歩するには最高ですねー。

こんな公園、近所に欲しい。

 

次に訪れたのは、旧堀田邸。

最後の佐倉藩主、堀田正倫の邸宅です。

1890年竣工。

大名の家らしく、絢爛豪華とは対極にある、

むしろ質素とも言える質実剛健な造りとなっています。

落ち着いた和風様式の建物に、

真っ赤な紅葉が映えますねぇ。

お庭もたいがい広いです。

 

次に訪れたのが、旧堀田邸から東へさらに10分ほど歩いたところにある

佐倉順天堂記念館。

1843年に佐藤泰然が開いた蘭医学塾兼診療所で

この建物自体は1858年のものです。

東京にある順天堂大学もここから派生したようですが、

驚いたことに、この記念館の横に、

未だ「佐倉順天堂医院」が現役で残っているんです。

佐藤家の方々は、代々あちこちで日本の近代医療の普及にご尽力されたようで、

天然痘の接種が、蘭学の本場・長崎で成功したわずか5か月後に

ここ佐倉でもその技術がもたらされたと。

昔は医師って決して位の高い職業ではなかったからか

この記念館も武家屋敷からは遠く離れた

かつての佐倉の街の端っこにあるんだけど、

そんな目立たないところで、当時でも有数の医療が行われていたとは

なんとも不思議な話ですね。

 

歴博に思った以上に時間をとられすぎたので

(なんせどでかかったからねぇ笑)

残念ながら武家屋敷には行けず・・・。

その代わりに、帰り道にあった、

長嶋茂雄が卒業生でもある名門佐倉高校の敷地内にある

紀念館にちょっと寄ってきました。

中には入れないようですが、

1910年に建てられた当時の校舎だそう。

佐倉=桜!?

うっすらピンクのステキな建物。

 

意外と言ったら失礼ですが、

なかなか見どころ多い佐倉散策でした。