清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

驚くべき葛飾北斎の世界 ~すみだ北斎美術館へ

 

東京に来たら、浮世絵を見たい!とずっと思っていたんだけど、

やっとこさ実現(1年以上も経っていたよ・・・)。

ということで、墨田区にあるすみだ北斎美術館へ行ってまいりました。

(2021年3月現在、事前予約なしで来館可能です)。

 

その前に、「両国テラス」で腹ごしらえ。

半屋外のスペースは今だからだろうね、

おこた席になっていてなかなか良い雰囲気。

 

あいにくおこた席は満席だったけど、

分厚い200グラム超のステーキプレートランチを、がっつりいただきました。

この両国テラスは、旧安田庭園に隣接してあります。

 

旧安田庭園

心字池を中心にした回遊式庭園です。

 

最寄り駅は両国駅で、近くには両国国技館もあり、

なんと住所も、よこづな一丁目。

さすが相撲づくしやわ!と思っていたのだけど、

よく見たら横一丁目・・・。

「よこづな」でなく、「よこあみ」一丁目でした笑。

 

また、ご近所には、赤穂浪士による仇討ち事件が起こった

吉良邸跡も残っています。

 

さて、本日の目的地のすみだ北斎美術館

浮世絵とは全く相いれないモダンな建物で、ちょっとビックリ(◎_◎;)。

 

そして、今は

「筆魂 線の引力・色の魔力 ー又兵衛から北斎国芳までー」展を

4月4日まで開催しています。

 

浮世絵の先駆とされる岩佐又兵衛から

(この方、なんと「麒麟がくる」でも出ていた荒木村重の子だそうです)

菱川師宣喜多川歌麿東洲斎写楽葛飾北斎歌川国芳らの、

版画ではなく、肉筆による浮世絵が展示されていました。

 

6人の絵が描かれた「青楼美人繁昌図」。

誰がどの人を描いたのかなんで分かったのか不思議だけど

北斎他6名で1人ずつ一枚の紙に描いた、実に興味深い絵も飾られていましたよ。

 

↓こちらは、北斎の、うろ覚えだけど、

「琵琶と白蛇」だったようなタイトルの絵。

(こちらは撮影可でした)

 

 

常設展では、北斎の一生が辿れるようになっているんだけど、

なんと彼は90歳まで生きた、この時代にはありえないほどの長寿を全うしたそうな。

 

子供のころ、絵を描くことが好きだった私に

父が略画辞典なる本をプレゼントしてくれたことがあるのだけど、

北斎もそのような「北斎漫画」と呼ばれるものをすでに描いていて、

その写実性もすごいのだけど、

どこかコミカルな感性?感受性?が見て取れることがとっても面白く、

北斎の才能に、すげぇ~~!!と感嘆しまくりでした。

 

ちょっとリピしちゃうそうな美術館です。