清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

ポテト入り焼きそばが足利名物グルメなんだって

 

ここのところ足利づいてます。

 

 先日ココファームワイナリーに行ってきた んだけど、

ワイナリー以外はどこにも寄らず、

ワインしか飲まずに帰ってきてしまったので、

今回はきちんと足利観光をしてきましたよ。

 

足利学校

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鑁阿寺(ばんなじ)

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★「はとや」でランチ

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足利織姫神社

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★「はせがわ珈琲店」でコーヒー

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あしかがフラワーパークでイルミネーション

  詳しくはこちらを見てね

 

 

足利学校は、

実際に創建されたのは奈良時代なのか平安時代なのか鎌倉時代なのか不明だそうですが、

日本最古の学校として知られている学校です。

歴史上明らかになるのは、室町時代中期、

上杉憲実が、書籍の寄進や校長先生(鎌倉の円覚寺の僧)を招き入れた頃から。

16世紀の初頭には生徒数は3,000人もいたそうです。

 

@420円の参観料を払うとこんな入学証がもらえます。

足利学校のほかに、

水戸の旧弘道館備前市の旧閑谷学校、日田市の咸宜園跡とともに

近世日本の教育遺産群として日本遺産に登録されています。

 

足利学校には3つの門があって、まずは「入徳」。

次に「学校」。

3つ目は、「杏壇」。

この門の奥には孔子廟があり、孔子が祀られています。

茅葺き屋根の学校跡。

この建物は、昭和から平成にかけて復元されたものなので

かなりキレイです。

広い縁側からは日本庭園も望めます。

こんな縁側があったら昼寝ばっかりしちゃいそう笑

 

「宥座(ゆうざ)の器」。

器が空の時は傾いていて、

ちょうど良い水の量を入れるとまっすぐに立ち、

水を入れすぎるとまた傾くという器で、

孔子の説いた「中庸」を教えるためのものだそう。

 

足利学校のほぼ隣にある鑁阿寺にも寄ってみました。

難しい字で読めないのだけど「ばんなじ」と読みます。

鎌倉時代の1197年に足利義兼によって建立され、大日如来を祀っています。

元々は足利氏の館(やかた)で、周りはお濠で囲まれているので、

「史跡足利氏宅跡」として「日本の名城百選」に選ばれています。

この本堂は国宝。

再建されたものらしけど、それでも1299年に建てられたものというから驚きですね。

大銀杏は樹齢650年。

今でもちゃんと秋は真っ黄色の葉っぱをつけるそうですよ。

 

お腹がすいてきたので

足利学校の中の資料館に足利グルメとして紹介されていた

ポテト入り焼きそばを食べてみようと

鑁阿寺の北門のすぐ前にあった「はとや」に入ってみました。

お世辞にもキレイといえない面構え、恐る恐る入り、

名物のポテト入り焼きそばと、お好み焼きをオーダー。

 

お好み焼きは、今時珍しく自分で焼くスタイルなのですが、

突然、おそらく80歳は超えているだろうお店のおじいちゃんに

関西の方ですか?と声をかけられました。

関西弁と、えらいお好み焼きを上手に焼いてはるなと思い、

話しかけられたようでした笑。

今は代替わりしてるのか、作っているのは息子さんらしい方でしたが、

なんでもこのおじいちゃん、奈良の吉野から出てきて、

この地でかれこれ50年もお好み焼き屋を続けているとのこと。

 

で、なんと!そのおじいちゃんはANA翼の王国にも載ったことがあり、

人気の老舗お好み焼き屋さんだったのでした。

それが証拠に、閑散とした足利の市内とはうらはらに、

ここはひっきりなしにお客さんが。

ホクホクのポテトをソース焼きぞば、意外にも好相性でした。

 

素敵な出会いと、関東に来て久々の美味しい粉もの、ごちそうさまでした!