東京芸大の「日本美術をひも解く」展の伊藤若冲が素晴らしい!
上野にある東京藝術大学大学美術館で開催している
「特別展 日本美術をひも解く」。
東京芸大の美術館というのも気になるし、
展示されている作品が、
宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵している皇室のコレクションというのも気になり、
友人と行ってきました。
「皇室、美の玉手箱」というサブタイトルは全く嘘ではなく、
魂が揺さぶられるというのはこういうことを言うのか!!
と、もう感動しっぱなしの
素晴らしいコレクションだったのでした。
行ったのは後期だったので、
狩野永徳の「唐獅子図屏風」(国宝)は見られなかったけど、
ずらりと並んでいる様は、まさに圧巻。
全部で三十幅あるそうですが、そのうちの
芍薬群蝶図、梅花小禽図、向日葵雄鶏図、紫陽花双鶏図、老松白鶏図、
芦鵞図、蓮池遊魚図、桃花小禽図、池辺群虫図、芦雁図
をじっくり鑑賞してきました。
いやぁ、ほんまに素晴らしい!!
鶏の羽の描写や、魚の泳いでいる絵など、
なんやろね、動きというか、立体感というか、
もはや絵ではない3Dでの生命感がひしひしと伝わってくる。
鑑賞の前に腹ごしらえをしたランチは、
ずっと前から気になっていた「カヤバ珈琲」で。
営業しているんですかね?!と不安になる店構えですが、
このレトロさで大人気のカフェです。
人気だというたまごサンドを。
少し酸味のあるもちもちのパンに、ふわふわの卵焼き。
うっすらとマヨネーズの味♪
デザートにプリンもいただく。
ほろにがカラメルが大人な味の、昔ながらの固いプリン♪
口福という言葉があるけど、目福(?!)、心福(?!)という言葉も
作っちゃいたいくらいの休日でした(笑)。
★「日本美術をひも解く」展
9/25(日)まで 10:00~17:00 (月曜日休み)
大人:@2,000円