~柴又周辺 お散歩ルート~
★柴又駅をスタート
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★柴又帝釈天へ
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★高木屋老舗で草だんごとコーヒー
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★矢切の渡しで千葉県側へ渡る
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たった3駅からなる京成金町線の中間にあるちっちゃな駅。
単線の路線で、東京都内とは思えないローカル線ぶりです。
(そこがまたいいんですけどね)
柴又駅前には寅さん像があります。
個人的には寅さんには全く興味がなく、映画も一本も観たことがないけど、
せっかく来たので、一応写真を撮っておこう。
工事中で背景がいまいちやけど…。
その横にはさくら像もありましたよ。
参道を進みます。
あまりお天気が良くない予報だったからかな、
週末にも関わらず、人は少なめ。
典型的なザ・下町風景。
昔懐かしい風情がそこかしこに漂っていて、
私的には好きな雰囲気です。
最近の観光地化している参道は、雰囲気は保っているけど
よく見るとスタバだったり、タピオカドリンク屋だったり、
今どきのお店がかなり混じっている場合が多いけど、
ここは、大正元年にできた参道とのこと。
恐らくその当時からそんなに変わっていないんじゃないかな。
今どきのお店は全くなく、
名物の草だんご屋さん、おかき屋さん、お漬物屋さん、
鰻や川魚を出す食べ物屋さんなどが軒を連ねています。
すぐに帝釈天の入口に到着です。
木造の門には細かい彫刻がなされていて、なかなか見ごたえがあります。
本殿。
瑞龍の松と呼ばれる松もかなりイケてますね。
本殿の中には入ることも出来るのだけど、
ここでも欄間の彫刻が素晴らしく、
天井の龍の絵も、時代を感じるもので、すっかり見入ってしまいました。
手水舎の奥の岩の上に多数置かれていた双頭の白蛇。
これ、なんやろね???
お参り後、名物の草だんごは高木屋老舗で。
名物の草だんごは、よもぎの味が濃厚で、あんこはあまり甘くなく、
あっさりといただけます。コーヒーともあって、おいしゅうございました。
気になっていた矢切の渡しへ。
矢切の渡しって、いまや歌の世界の中のもので、
現在もまだ現役だったなんて正直驚きでした。
木造の手漕ぎ船で片道200円。船頭さんに、もちろん現金で手渡しです。
東京都と千葉県の間を流れる江戸川をの~んびり、10分ほどの舟旅です。
到着した千葉県側は、恐らく松戸市になると思うのだけど、
到着してビックリ(◎_◎;)
広がるのは畑のみ、驚くくらい何にもない超~~田舎な風景。
すぐ隣は東京都なのに、こんなローカルな風景が広がっているとは!
こんなところに放り出されても困るので
普通ならもう一度舟に乗って柴又へ戻った方が良いのだろうけど、
せっかくだからと、20分ほど歩いたところにある北総鉄道の矢切駅まで歩くことに
してみました。
一応「野菊のこみち」と呼ばれる道を進むと駅に着くらしいのですが、
しばらくは、道?と首をかしげるような草ぼーぼーのあぜ道を歩かされます(笑)。
そして、迷子になりながらやっと着いた矢切駅ですが、
ちょうど電車が行ってしまった後。
そしたら次の電車はなんと20分後!
普通しか止まらない駅とはいえ、都内に近い駅で1時間に3本しか走っていないとは!!
東京近辺でも、こんな「ど・ローカル体験」ができるのね、と
ある意味かなりユニークなお散歩でしたー。