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関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

★イスラエル旅行記13★ Day4 美しすぎる岩のドームと万国民の教会とマリア永眠教会

 

4日目は引き続き旧市街散策へ。

 

今日は、先ず、ムスリムの聖地、

岩のドームがある神殿の丘へ向かいます。

神殿の丘と呼ばれるエリアはさらに壁で囲まれているのですが、

この壁の一部がユダヤ教徒の聖地の嘆きの壁となっています。

それが非常に不思議、というか疑問だったのだけど、

調べてみると、もとは紀元前948年にソロモン王が神殿を建てたのがここ。

ユダヤ人にとって神聖な場所ということになります)

そして、その後の長ーい長ーい歴史の中で、

638年にイスラム勢力下におかれ、

691年、今度はここに岩のドームが建てられます。

かなり大雑把に言うと、

ユダヤ教徒ムスリムの聖地が同じってことになりますね。

(多分)

 

神殿の丘には、嘆きの壁の横にあるモロッコ門から入ります。

他にもいろいろ入口はあるけど、

ムスリム以外の入場は、ここからしか許されていません。

(もれなくライフル銃を持ったセキュリティも立っています。)

 

ここも入口が良く分からなく若干迷子になりながら辿り着くと

ここでもまた手荷物検査があります。

しかも、入場時間が非常に限られていて、

午前中は10:30まで、午後は1時間しか開いていない…💦

(時期により多少時間の変更あり)。

もちろん、肌を露出した服装で入ることはできません。

 

先ず目に入るのは、アル・アクサ―寺院。

写真で見るとモスクなのに、丸いドームがないと思ったら、

非常に縦に長い建物で、かなりひかないと丸いドームが見えないのです。

ということで横から撮ってみる。

 

ムスリムしか中に入れませんが、

ほんの少し入口が開いていました。

 

左側に進むと、

岩のドームが見えてきます。

 

旧市街のたいていの場所から、この金色のドームは目に入るのだけど、

近くで見るとさらに美しい。

ここも、ムスリム以外の人は中には入れません。

 

この辺のタイルはまだ新しそうだけど、ほんとに美しいですね。

青い空に映えます。

 

横から見た図。

 

 

その後、旧市街の東側にあるオリーブ山へ。

標高825mの小高い山なので、

聖ステバノ門から出て、坂道を行きます。

エスの足跡が残る史跡がたくさんあるこのエリアも

キリスト教徒にとって神聖な場所らしく、巡礼者だらけ。

急勾配の坂道は、まるで神戸の街か生駒の山かのよう。

そして山の斜面にはユダヤ教徒のお墓がへばりつくように立っています。

 

マリアの墓の教会。

ここも地下に潜っていきます。

ちなみに4世紀に建てられ、十字軍時代に改装されたそう。

歴史を感じますね。

 

これがマリア様のお墓。

墓石の下に開いた3つの穴から、

墓の内部に触れることができるようになっていたらしいけど

今は閉じられていました。

 

坂道を登り、山の中腹にある、主の泣かれた教会。

エスエルサレムを眺め、その滅亡を予言し涙した場所と言われているところです。

 

オリーブ山を下りてきたところにあるゲッセマネの園。

かつてこの辺りはオリーブ林だったそうで、その頃から受け継がれてきた

オリーブの木が植わっています。確かに、見るからに老齢の木が…。

 

その横に建つ、万国民の教会。

 

ファサードのモザイクが見事です。

 

そして中も、広くて見事なのですー!

 

この祭壇の前の岩は、さきほどのゲッセマネの園ととともに、

最後の晩餐を終えた最後の夜、イエスが祈った場所とされています。

 

ステンドグラスも見事ー!

 

四方八方、見事ー!

 

昼食をとった後、午後は旧市街の南にあるシオンの丘へ。

シオン門を出るとすぐです。

丘全体がこんな雰囲気で素敵です。

 

最後の晩餐の部屋。

文字通り、最後の晩餐を行った場所といわれているところです。

 

ダビデ王の墓。

さすがユダヤ教、男子と女子の入口は別々です。

右の看板で隔てられ、その向こう側が男子のエリアです。

 

マリア永眠教会。

ここも素晴らしく美しい教会ですー。

 

床のモザイクも素晴らしく美しいー。

 

地下に降りると、永眠するマリア様の像が横たわっています。

 

地下も至るところが、素晴しく美しいのです。

 

決して広くない旧市街とその周辺エリア。

だけど、見どころ、被写体がありすぎて、

観光が全く、これで終了!!となりません…。