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関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

34年前の!初めてのインド旅行 絵日記公開【3】コルカタ(カルカッタ)を歩く

★3日目:1990年2月27日(火)

朝早くに、キャピタルゲストハウスを早々にチェックアウトし、

無事フェアローンホテルにチェックイン。

グリーン色をした異人館のようなおしゃれな建物。

門を入った左側にはカフェテラスがあって

そこではアフタヌーンティがいただける。

1階はフロントと食堂、客室は2階で、

広いホールには応接セットやオリエントムードいっぱいの調度品が並んでいる。

宿泊客は、西洋人ばかり。

毎日、ライム付きのパパイヤや、トースト、オムレツ、ティー

そして日替わりでオートミールやコーンフレークが出てくる。

残念ながら、オートミールは口に合わなかった。

隣に座っていたアメリカ人男性はバナナを刻んでいれて

美味しそうに食べてたけど。

朝食時に、インド人の給仕さんが、なんやら英語で話しかけてきたが、

慣れないインド英語(巷では、ヒングリッシュと呼ばれる)、

何を言っているのかさっぱり分からない。

先ほどのアメリカ人男性が、

「オムレツにするのか、ポーチドエッグにするのか聞いているのだよ」と

アメリカ英語で通訳してくれた笑。

(しかし、一か月もインドにいると!!

 ヒングリッシュはRを発音するのが特徴なんだけど、

 ナンバル(numberのこと)や、ユニバルシティ(university)など、

 自分の英語がいつの間にかヒングリッシュになっていた・・・。

 慣れとは恐ろしい)

 

昼食、夕食は、ともに西洋料理で(時々インド料理)どれも美味しかった。

牛肉も出たし、食後には必ずデザート付き。

 

アフタヌーンティーは紅茶とクッキー。

ミルクも湯気が出ていて、さすが本場、紅茶はとても美味しい。

 

午前中は、パンジャービードレスを作りにニューマーケットへ。

歩いていると、またまた日本語で「僕んち、パンジャービーあるよ。

ニューマーケット近くね。見るだけね」と怪しげなインド人が寄ってきた。

名刺をもらって、迷った挙句、連れて行ってもらうことにしたが、

なんだか薄暗いマーケットの奥の方へ行くので、

やっぱり帰ると今来た道を戻ろうとすると

日本人嫌い!だまされた!バカ!と、どなってきたうえに、

名刺を返せー!!と来たので、返したら、

なんかとたんにマイルドに「ありがと」と一言。

気を取り直して、お次はインド博物館へ。

とにかく広くてばかでかい。

暑さのため、全部見て回れなかったけど、

ガネーシャなどの神様の石彫などが展示されていた。

写生しているインド人もちらほら。

なんでも、ここはインド最古の博物館で、ゆっくり見たら3日は必要らしい。

その後、近くの薬局に蚊よけスプレーを買いに行った。

1つしかなくて、じゃあ、虫よけクリームでもいいよというと、

出てきたのは、ポンズクリーム。なんでやねん。

YちゃんとMちゃんはここでマラリアの薬も購入。

私はお父さんにもらってきてよかった、めちゃくちゃ苦いそうだ。

午後は、フェアローンホテルの横の通りのSUNDER MATCHINGという店で、

今度こそ、真面目なお店でパンジャービードレスを作ることに。

ここでは先ず、パンジャービードレス用の布地を購入。

店のご主人は、ターバンを巻いたシク教徒の優しいおじさんで

色々ときれいな布地を見せてくれた。

私は紫色、Yちゃんは緑色、Mちゃんは赤色を購入し、近くの仕立て屋さんへ。

一番オーソドックスなデザインにしてくださいと頼み、採寸してもらう。

明日の正午にできるそうだ。楽しみだな。

 

近くのお店で腕輪も買ったんだけど、結構サイズが小さい。

店の人がぎゅうぎゅうと無理やり手首に通そうとするのだけど

痛いのだ。

「痛い!痛い!」というと

「ハンドクリーム、ラガーイエ(ハンドクリームを塗ってごらんなさい)」

そんな問題じゃないと思うけど笑