清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

京都・相国寺法堂の鳴き龍「蟠龍図」

3連休のなかび、晴れている日に行かなと

昨日、「若冲と応挙」展(本日が最終日でした)を見に、

相国寺(しょうこくじ)承天閣美術館へ行ってきました。

相国寺に行くのは初めて。

京都市営地下鉄今出川駅からすぐ、同志社大学に隣接してあります。

美術館への道。風情があります。

暖かい日でもありましたが、梅も咲いていました。

 

相国寺承天閣美術館は、お寺併設の美術館にしてはかなり本格的で、

なんと、国宝5点、重要文化財145点を収蔵しているそう。

回廊からはお庭も望め、非常に雰囲気がよい素敵な美術館です。

 

若冲が一手に担った鹿苑寺金閣寺)の水墨画の襖壁画(重要文化財)が

五十面!、かなり見ごたえがありました。

 

今日は、このまま美術館だけを見て帰るつもりだったのですが、

ちょうど「京の冬の旅」キャンペーンで、

法堂と方丈の特別公開をしているとのことだったので寄ってみました。

いやぁ、これが寄ってみて大正解!

特に法堂。

相当にでかい堂々たる建築で、法堂建築としては最古のものだそう。

 

中に入ると、須弥壇には釈迦如来が祀られ、

そして天井には見事な龍の絵が。

狩野光信(狩野永徳の長男)によって描かれた

約9メートルもの円の中に書かれた龍!

 

巨大な凛とした空間のはるか遠くの天井にとぐろを巻いて天に昇る見事な龍。

しばし見入ってしまいました。

 

また、こちらは鳴き龍でして、

パン!と手をたたくと、ビビビ~ッと龍が鳴いてくれました。

法堂。この中に龍がおります。

期間限定の蟠龍の御朱印もいただいてきました。

なんかご利益がありそうです。

 

「京の冬の旅」の特別公開は、3月12日(金)までです。

大人@800円。