スーリヤ寺院観光後、
昼食を食べ(また肉メニューは一切ないグジャラートの食事w)
そこから車で約1時間、
パタンにある「女王の階段井戸(ラーニー・キ・ヴァーヴ )」へ。
数あるインドの階段井戸の中でも、最も美しいと言われていて、
2014年に世界遺産に登録されています。
11世紀建造、縦64m、横20m、深さ27mの巨大な井戸です。
この階段井戸は大きな道路から少し入ったところにあり、
近づくにつれ、片側一車線の道路はすごい渋滞!
当然のことながら車線など全くないに等しいインド。
文字通り向かう車と帰る車がごちゃ混ぜに乱れに乱れ、
進むに進めない。
と、突然、ガイドのアジャイさんが車から降りて、
交通整理を始めた!!
よく見るとあちこちに、にわか交通整理の人がいて、
もう絶対これ動かんで~な無茶苦茶な車の入り乱れ具合の中、
なんとか無事駐車場まで行けたのでした。
スーリヤ寺院もそうだったけど、
ここも敷地内は綺麗な公園になっていて
広大な芝生ではインド人たちが語らっています。
いったいどこに井戸なんてあるんやろう?ときょろきょろしていると、
ガイドのアジャイさんが、
目をつぶって!
といきなり手をつないできました。
そのまま手を引かれながらトコトコ(ヨタヨタ?)歩き、
さあ、目を開けてごらん!
と、目を開けると、
ジャーン!!!
目の前に巨大な階段井戸がパックリ口を開けて現れました。
たくさんのインド人をかき分けながら、
階段をどんどん降りていきます。
地上がもうあんな上に。
向こう側の地上にいる人間があんなに小さく見えます。
ここも、壁面の彫刻が、めちゃくちゃ美しいのです。
柱も美しいー。
一番下まで降りてきました。
なんでもこの階段井戸は7層からなるそうです。
一番底辺から見上げる。
これでもかっ!!と隙間なく壁面を覆っているレリーフが本当に美しい。
しばらく泥土に埋もれていたため、きれいに彫刻が残っているそうです。
もう、すごい、という言葉しか出てこない。
青空とのコントラストも綺麗。そしてインド人もうじゃうじゃ(笑)。
(これくらい晴れていればホワイトランも綺麗に見れたのにな~😢)
地上に戻り、反対側から見下ろす。
こちら側に井戸があるのだけど、
柵がなく、あまりにも高く、怖すぎて覗くことが出来ないので
携帯を持った手を伸ばし、恐る恐るパシャッと撮ってみます。
中は(下は)こんなんになっていました。
お猿さん、ハヌマンラング―ルもいました。