昨日は、
大阪医療センターで開催された
BCネットワーク主催の
「第3回乳がんタウンホールミーテイング@大阪」に
行ってきた。
○温存手術でも癌の残骸がないと判断できれば
放射線は割愛できる。
○センチネルに転移を認めても、
必ずしも腋窩リンパ節の郭清をしなくてもいい。
○ホルモン陽性の人でも、
再発リスクが高い場合は、
やはり抗がん剤の併用をした方がいい。
○HER2タイプに効くパージェタという新薬が承認された。
○早期からの緩和ケアはQOLの向上ばかりか、
予後にも良い影響を与える。
最近は、病院に「緩和ケアチーム」が出来ているところが多いので、
不安や抑うつに気づいたら放置せず
相談しよう。
もっと踏み込んで聞きたいことも山ほどあったのだが、
あまり時間もなく結構早足の講演だったため、
走り書きメモによる内容なので
不確かな情報もあるかもしれません。
そこは悪しからず。
乳がんの治療法って、
というか、乳がんの治療法に対する考え方って、
ほんま日進月歩!!
乳がんの告知からもうすぐ丸2年になるけど、
そのたった2年間の間に、
治療の考え方が変わっていく。
乳がんの治療の個別化が言われているけど、
まさしくそんな時代が来たのね、
と思わずにはいられないセミナー内容でした。
あと、どの先生も言われていたこと。
術後、有用なことは
○患者自身で異常に注意する。
患者自身での健康管理が重要。
月に1回は自分で胸を触って自己検診を。
参加者から
「私の主治医は全然、視触診をしてくれないのですが、
大丈夫なのでしょうか?」
との質問があって、
そういやぁ、私の主治医もそうやわ。
その質問に対する回答は、
年に1回しかしない先生もいれば、
3ヶ月に1回する先生もいて、
ここでも、色々な考え方が露呈。
結局は、自分自身での検診が一番有用であるとの結論でした。