本日は、
「なにわ乳がんを考える会」の講演へ行ってきた。
テーマは、
「ホルモン療法について」。
いまだに、なんやかんやと副作用に悩まされている私。
少しでもヒントになるようなことがあればな~と思い、
足を運んできたのでした。
私のみならず、
乳がん患者にとっては、
やはり、
非常に興味深い、
あるいは悩ましいテーマなのね。
用意されていた資料が全然足りなくなるほどの参加者で、
おそらく200名ほどは来ていたのではないかしら?
一つ目のお題は
「ホルモン療法に伴う関節痛の病態と治療
~整形外科的治療の有用性~」
○ホルモン療法で発生頻度が増える
ばね指、五十肩等は、整形外科的治療
(ステロイド注入など)でほぼ完治する。
講演された先生の患者さんの中には
ツライ関節痛でホルモン療法をやめようかと悩んでいた人も
多かったそうだが、
整形外科的治療を受け、
結果としてホルモン療法を中止した人は
皆無だったそう。
「実は、乳がんの患者さんが
治療の副作用でこんな疼痛があるとは知らなかった」
と、本日講演してくれた整形外科の先生。
今後は、
症状があれば整形外科に紹介状を出すよう
乳腺の先生にも啓蒙し、
整形外科の先生にも、こんな症状で苦しんでいる方がいる
ということを啓蒙していきたいと。
こうやって、科を越えて、
QOLに対して理解してくれる環境が整っていくと
嬉しいけど、
そのためには、
患者も、やはり我慢せず、遠慮せず、
自分の症状を訴えることも必要なのでしょうね。
もう一つのお題
「ホルモン治療の秘密」についての
レポートはまた明日書きまーす。
にほんブログ村