清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

四天王寺の飛び出し坊やは聖徳太子だった

心がモヤモヤしていて宿坊型ホテルにプチ一人旅した際に

ホテル周辺の四天王寺界隈を散策してみました。

 

先ず四天王寺

外国の方がたくさん来ていました。

今の建物は再建ですが、
もともとは593年、聖徳太子が建立した日本仏法最初の官寺。
回廊に囲まれた有料エリアでは、五重塔(上まで登ることができます)、金堂、
十一面観世音菩薩や丈六阿彌陀如来をお祀りしている講堂を見ることができます。

極楽門にある転法輪。

中門、五重塔、金堂、講堂が南北に一直線に並び
その周りを回廊が囲む造り。四天王寺式伽藍配置と呼ばれている建築様式だそう。
その回廊をぐるりと一周。いい雰囲気を醸し出しています。

最寄り駅は「四天王寺前夕陽ケ丘」。

駅から程近くのお寺に母方の先祖が眠るお墓があり、

たまに来ていたのですが、いつも、

なぜ「夕陽ケ丘」なんて名前がついているのか疑問だったんですよ。

 

実は、松屋町筋方向に、かなりの高低差があり、

松屋町筋に向かって下る、いい感じの坂がたくさんあるのです。

なんでもかつては近くまで海がせまり、夕陽の名所だったそう。

愛染坂

源聖寺坂

清水坂

天神坂

昔は、これらの坂から海の向こうに沈む夕陽が望めたってわけですね。

 

また、ホテルのある下寺町は、

とにかく寺院がやたらめったらあるエリアです。

 

天王寺区のサイトによると

寺町の建設は豊臣秀吉の時代、大阪城築城と同時期に誕生したとされ、

更に大阪夏の陣(1615)のあと、大阪城主に任ぜられた松平忠明による

寺院移転・統合により現在の寺町が形成されたと言われている。

だそう。

細い路地を歩いていると、本当にお寺だらけ。

そして時々神社。

ということで、いくつかの寺院巡りもしてきました。

安居神社大阪夏の陣真田幸村が戦死した場所で、記念碑が建てられています。

大江神社。狛虎がいることで、別名タイガース神社とも。

縁結びのパワースポット、愛染堂勝鬘院(しょうまんいん)。

ちなみに、四天王寺界隈の飛び出し坊やは、聖徳太子でした笑


ぶらぶらとゆっくり散策するにはいいところですよ~。