清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

★イスラエル旅行記11★ Day3 死海でぷかぷか

 

エルサレム3日目は、現地のツアーに参加して、

世界遺産マサダの要塞と、エン・ゲティ国立公園のハイキングと、

死海の日帰りツアーへ。

 

旧市街近くの高級ホテル、デイヴィッド・シタデルホテルに集合。

人気のツアーなのでしょうね、結構な人数が集まっていてバス1台満席状態。

今日は満席だから、1人で2席はダメよ~、と

ガイドのエリーさんが大声を張り上げていました。

 

いよいよ出発!

ちょっと走ると、たちまち砂漠地帯に。

らくだもいたよ。

1時間半ほど走って、

先ず、マサダの要塞へ。

 

はるかかなた昔の、紀元前100年頃、すでに要塞化されていたマサダ

その後、ヘロデ王の時代に、大小の宮殿や、高度な入浴施設、巨大な貯水槽など、

その基盤がさらに増強されます。

そして、西暦70年頃、侵攻してきたローマ帝国との戦いの際に、

最後の最後までローマ軍と戦い続けたのがここ、マサダなのです。

 

最終的には、女性や子供を残し、皆自決したという悲しい結末があるのだけど、

1万人ものローマ軍に取り囲まれながらも、

こんな砂漠の断崖の上で、その籠城期間が2年以上もの長きにわたったことから、

ユダヤ民族にとっては、今でも誇りの象徴になっているそうです。

その証拠に、今でもイスラエル兵の入隊宣誓式が

マサダは二度と陥落させない!」とここで行われているそう。

 

要塞は約400mもの高さの断崖絶壁の頂上に広がっています。

その頂上へはロープウェイで行くことができます。

歩いても登れるのですが、

このあたりはエルサレムよりだいぶ気温も高く、

(実際、この日も良いお天気でめちゃ暑でした)

この炎天下の中歩くなんてはっきり言って無理ですね、

ツアー参加者は全員迷わずロープウェイでした(笑)。

(写真に見える斜めの白い線が、歩いて登る人用の道💦)

なかなか綺麗なロープウェイでしたよ。

 

眼下には死海が臨めます。

ただ、よく考えると、死海は海抜マイナス約400m。

この要塞は海抜約400m。

高いところまで登ってきたな~なんて思うけど、

頂上が、だいたい海抜0mってことになるんですよね…。

なんか不思議な感じ。

 

頂上には、宮殿跡が広がっています。

それにしても暑い…。

帽子、サングラスは必需品です。

 

これは、巨大な貯水槽。

水が少ないこの地域、

雨水をため込むための水路など、かなり緻密に設計されていたようです。

 

なんて鳥か分からないけど、

一緒にガイドの説明を聞きます。

 

要塞からの眺め。

こんなところに2年以上も籠城とは、

おったまげます。

 

続いて、エン・ゲティ国立公園のハイキングへ。

こんな荒涼としたところばかりでなく、

いくつかの滝や、川の中を進んだりの小1時間のハイキングです。

 

 

一番奥の滝に到着。

ちょっと息切れ切れだけど、

まさしく、砂漠の中のオアシス。

 

地元の人たちにとっても憩いの場なのかな、

みんな思い思いに楽しんでいました。

 

帰り道。

遠くに死海が綺麗に見えました~。

ちなみにオレンジ色のシャツを着た人がガイドのエリーさん(男)。

ものすごい早口で、

実は半分以上英語が聞き取れなかった…(^^;)。

 

そしていよいよ死海へ。

 

日本の海水浴場のように、いやむしろそれ以上に

更衣室やシャワールーム、コインロッカーなどがきちんと完備されていて、

レストランやお土産屋も充実しています。

向こうにうっすら見えるのは多分ヨルダン。

 

お決まりのポーズをしようと、

新聞の代わりに、観光案内書でもらってきたイスラエルのマップを持って

浮いてみます。

ヨルダン側の死海に行ったのが、約10年前。

その頃より、間違いなく、かなり体重が増加しているはずだけど、

やっぱり、問題なく、今回も浮きました~(笑)。

むしろ体が浮きすぎて、結構バランスをとるのが難しかったりします。

 

 

足元には、ミネラルたっぷりの泥が沈殿していて、

自然のパックが楽しめます。

ほんのちょっとつけただけでほんま肌がすべすべ!!

 

最初、死海に行こうと、個人で見積もりをとったところ、

びっくりするほど、べらぼうに高い金額を提示されたのだけど、

このツアーは、日本円で約1万円くらい。

物価の高いイスラエルにおいて良心的なお値段&コスパ最高のツアーでした。