「人間ドックで石灰化って言われてん。
これって癌なん?」
と不安そうに友人から聞かれることが多い。
私もずっと人間ドックで「石灰化」と診断されていたから。
でもそれが癌になったのか、
それが癌だったのかどうかはよく分からなく。
以前、雑誌の「GLOW」の「乳がんをもっと知ろう」っていう
特集記事には、
~がん細胞の死骸である‘石灰化'~
なんて恐ろしい表現が。
ということで、
先日のゾラ13回目の診察の時に
ドクターに聞いてみた。
どうも、
石灰化には2種類あるらしい。
カルシウムの沈着で起きるものと、
がん細胞の死骸。
丸い形をしていて乳房内に点在しているものと、
変な形をしていて乳房の一箇所に固まっているもの。
前者は良性で問題ないけど、
後者は悪性、つまりがんの可能性があるとのこと。
日本乳癌学界HPにも以下のように書かれている。
~石灰化とはマンモグラフィ上真っ白な砂粒のような影で、
乳房の一部にカルシウムが沈着したものです。
大きく目立ってみえ、乳房全体にばらけてみえるものは
良性であることがほとんどですが、
小さいものが一ヵ所にたくさん集まっている場合には
悪性を疑うことになります。
分かりやすいのは
京都府立医科大学のHP。
http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/breast/calc.html
★「石灰化」=「乳がん」ではありません。
★良性の石灰化が突然がんに変わることはありません。
だそうですよ。