清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

カイロスロケット初号機打ち上げ応援会場に行っていました

和歌山県串本町那智勝浦町にできた

日本発の民間ロケット射場の「スペースポート紀伊」。

JAXAが運用している種子島大隅半島にある内之浦に続いて

日本で3番目となるロケット射場だそうです。

 

3月9日(土)、カイロスロケット初号機の打ち上げを応援する

日本旅行のツアーに参加してきました。

 

前日は白浜温泉に泊まり、その日の夜は宇宙教室で軽く勉強をして

当日、バス2台で、ロケット打ち上げイベント会場のひとつ

旧浦神小学校へ。

打ち上げ応援会場のひとつ、旧浦神小学校。
打ち上げの瞬間は見えないけど、射場からは約2キロメートルという近さで、
打ち上げ時の轟音など臨場感たっぷりの体験ができるとか。

道すがら、あちらこちらにカイロス打ち上げののぼりが立っていました。

イベント会場には大きなスクリーンと舞台が用意されていて、町長さんのあいさつや、東大の先生による解説などが行われました。露店もあり、皆、運動場にレジャーシートを敷いてと、もはやお祭りですね。ツアーの私たちは、校舎の屋上に設置された特別観覧席が用意されていました。

 

会場には、ライオンズクラブが寄贈したという
カイロスとほぼ同じ大きさのロケットの模型が立っていました。

建物の屋上から見るとこんな感じ。大きいですね~。

そもそもスペースポート紀伊スペースワン(株)という民間企業のもので、

人工衛星を、専用の射場から、専用の小型ロケットを使って

宇宙に運ぶという事業を行う日本初の企業だそうです。

比較的値段も安く(といっても億単位ですけどね)、

人工衛星受領から最短4日後には打ち上げができるというのが

スペースワン(株)のウリだそうで

そんなビジネスが成り立つくらいに、人工衛星って打ち上げられているんですね。

 

ちなみに今回の打ち上げは、政府から依頼された人工衛星を運ぶのが目的なんだそう。

 

今年、種子島から飛んだH3ロケットは全長57メートルなので

全長18メートルのカイロスは相当小さいけれど、

最近は人工衛星も小型化されているので、小型のロケットの需要はあるそうです。

目の前の山の向こうから左方向に弧を描いて宇宙に飛んでいくカイロスが見えるという。
3分前からカウントダウンが始まり、10秒前からは、会場の人たち全員で、もう張り裂けんばかりの大声でカウントダウンした11時1分12秒の打ち上げ時刻。
その後の静寂、シーン…。そしてその後の落胆の声…。

後ほど、カイロスが飛べなかった理由が明らかになったけど、

天候のせいでもなく、機械の不備でもなく、

海上警戒区域に、船がいたからというなんとも納得できない理由でした。

強風が吹いていたけど、前日の天候判断もGO、

当日の6時半と9時半の2回の判断もGOが出ていただけに

本当に残念でなりません。

 

ロケットを打ち上げする際は、周辺の漁連に対し徹底して連絡をするそうなので、

先ず漁船はあり得ないとのこと。

海から見ようと思っていたレジャーボートとかだったら、

本当に許せないですね…。

 

でも、現場の緊張感とワクワク感が味わえただけでもよしとするかな。

イベントの一環で、放水ショー。海も、放水の弧も美しい!

いいお天気だったので、湾の海の色が本当にキレイ!
それだけに、打ち上げ延期となったことがほんま納得いきません。

結局、13日以降に延期とのこと。

今回の入場パスでまた、この会場で見ることができるそうだけど

平日だとさすがには行けないなぁ。

今度こそ絶対に成功してほしい!!

頑張れ!カイロス