なぜ奈良に行ったかというと、
奈良国立博物館でやっていた
(すみません、もう先月には終了しているちと古い話です・・・)
隣接している「なら仏像館」へも足を運んでみました。
正倉院展など、奈良国立博物館にはそこそこ足を運んでいたものの、
恥ずかしながら、あのステキかつレトロな建物が、
「なら仏像館」の建物であることを初めて知り、
なら仏像館のサイトによると、
国宝、重要文化財を含む常時100体近くの仏像を展示する、
国内の博物館では、もっとも充実した仏像の展示施設です。
とのこと。
今回は時間もあるし、この當麻寺のチケットで入れるし、と
軽い気持ちで行ったのですが、
にわか仏像ファンのワタクシでも、十分に楽しめる見事なコレクションでして。
仏像ファンにとっては、間違いなく聖地ですね。
で、ちょうど、「特別公開 金峯山寺(きんぷせんじ)仁王門 金剛力士立像」を
やってまして、
その金剛力士立像がこちら。
5メートルもの巨像2体。
1338年から翌年にかけて造られたものだそうです。
その金峯山寺仁王門が修理されるに伴い、
しばらくの間、このなら仏像館にて展示公開されることになったようです。
(しばらく、と言っても、予定は令和10年頃までらしいですが💦)
この巨像を、なら仏像館に搬入するにあたり、
免震装置付き展示台を先ず設置し、
その上に台座を起き、
クレーン車で持ち上げて、
入口にぶつからないように横向きに搬入し、
足場を作って、
解体されていた腕の部分をはめ込んだりと、
慎重かつ、巨像ゆえの搬入の困難さなどが
「ならはくチャンネル」というYouTubeで
非常に興味深く見ることが出来ます。
仏像マニアならずとも、是非一度は見に行ってみてください~。