銀座に用事があった帰りに
皇居まで歩き、皇居東御苑へ。
宮内庁のサイトによると、
旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を
宮殿の造営にあわせて皇居附属庭園として整備されたもので、
昭和43年(1968)から公開されているそうです。
入園は無料。
出入口は大手門か、平川門か、北桔橋門の3か所のみ。
お城の石垣なども残っていて、
中を散策するとその大きさが実感できるのですが、
皇居のごく一部を占めているにすぎない皇居東御苑。
ここだけで、なんと、広さは21万平方メートルもあるそう。
今回は大手門から入り、平川門へ抜けるルートでお散歩をします。
大手門。
サイトには、
「入園の際,入口で入園票を受け取り,退園の際はお返しください。」
とあったけど、
入園の際には、警察の方による鞄の中身チェックを受けるだけで
入園票はなかったです。
実は、皇居東御苑を訪れるのは2回目。
前回は本丸の方だけを見学したので、今回は二の丸庭園の方を歩いてみます。
雑木林を抜けると、菖蒲園が現れました。
この前、水元公園に菖蒲を見に行ったばかりで、
ここんとこ菖蒲づいてます(笑)
広さはないものの、タイミング的にはドンピシャ。
濃淡いろいろある紫色が綺麗ですね~。
明治神宮の菖蒲田から株分けされた84品種の花菖蒲が植えられているそう。
二の丸庭園は、
九代将軍家重の時代の庭園図面をもとに、
池泉回遊式庭園として復元された日本庭園だそうで、
本当に美しい日本庭園が広がっています。
平川門の横にある平川濠の水面がキラキラしていたので
撮ってみたけど、あんましよく分からないですね・・・(涙)。
平川門。
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ちなみに以前、といってもかれこれ2年ほど前ですが、
訪れた本丸の辺りはこんな感じでした。
天守台。
再建されることなく、今は石垣が残るだけです。
そんなに高さがあるわけではないけど、
上ったところからは、今は広場になっている本丸が見渡せます。
皇居が、東京のビル群のまん真ん中に鎮座していることが
体感できる景色。
江戸時代ははどんな景色が広がっていたんやろ??と
ちっとも想像できないくらいに美しい風景です。
(きっとごちゃごちゃしてたんちゃうかな?と個人的には思ってるんだけど)
今は石垣しか残っていないけど、
では、いったい江戸城はどんな姿だったのか?
これに対する答えが、
本丸休憩所の横の増築棟の中にあります。
1/30スケールの江戸城の模型。
3回も天守が築かれているそうで、
こちらの模型は寛永期のだそうです。