「八か村落とし親水緑道」という
なんとも不思議な名前の遊歩道がある。
読み方は、「はっかそんおとししんすいりょくどう」。
看板によると、
江戸時代に、水田が広がるこの辺りにあった8つの村を経由して
排水のために八カ村落堀(はっかそんおとしぼり)という名の水路があったそうな。
もちろん、今ではその役目は終えているけど、
その名残がこの緑道になっているそう。
すごいね、元は江戸時代にあったものが
こんな形で残っているなんて。
ということで、今日はその水路を辿って
散歩をしてみましたよ。
ただ、現在では、当然と言えば当然だけど、
道路の下に隠れたりと、その水路は途切れ途切れなので、
いったい全体どこからどこまでを指すのかよく分からないけど
なんと全長2.3キロメートルもあるのだそうです。
とりあえず、この辺りからスタート。
普通の歩道の一角に水路が残っていて、
綺麗に緑が整備されています。
大きな道路のところでは、なんかヨーロッパの街並みのように
おしゃれな感じ。
ちょっと入ったところでは、緑豊かな遊歩道に。
ツツジもそろそろ見頃に。
なぜかこの時期に真っ赤なモミジが。
春モミジですね、きっと。
せせらぎの音にも癒されます。