清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

★イスラエル旅行記2★ イスラエルの出入国は意外と・・・

 

飛行機は、テルアビブのベン・グリオン空港、第3ターミナルへ到着。

 

空港は、円形。

円形からゲートへの通路が放射線状に広がっている形となっていて、

そんなに大きくもないので、非常に分かりやすい作りです。

 

イスラエルは、セキュリティがとても厳しいと聞いていたので、

ちょっぴりドキドキしながらの入国審査やったけど、

意外や意外、あっさりとしたものでした。

 

「初めて?」

「観光?」

といった、まあ普通の質問をされ、

「うん、初めてなので、とっても楽しみ♪」と答えたら

満面の笑みで滞在許可証を出してくれました。

どこの国もたいがい、入国審査官はぶっきらぼうな対応と決まっているので、

笑顔で、しかも結構な男前の審査官にそんな対応をされるとは想定外。

一気にイスラエルへのハードルが下がった瞬間でした。

(ちなみに顔写真は、パスポートから自動的にスキャンされている模様)

 

イスラエルは入国スタンプは押されません。

イスラエルのスタンプがあると

アラブ国を中心に入国できない国がいくつかあるので

この滞在許可証はそのスタンプの替わりの物ですね。

イスラエルのみならず、香港もスタンプは押されないので、

 今回の旅はパスポートには何の痕跡も残らず。

 なんかちょっと悲しいよね。行ったという証は欲しいものです…)

 

ただ、パスポートにアラブ諸国の入国スタンプなんぞがあった場合は

あっさりと終わることはなく、

もれなく別室に呼ばれ、しっかり、入国に時間がかけられるようです。

 

香港からテルアビブへのルートも

中国の成都ウルムチトルクメニスタン等の中央アジアの上空を超え、

カスピ海の上を超え、トルコ、キプロスの脇を抜けて、海側からテルアビブへと、

アラブ諸国の上空をかすりもしないルート。

これもなんらかの関係があるのでしょうね。

 

そして、荷物もすぐにピックアップでき、

カスタムも全く問題なく、想定外の速さで入国できたのでした。

 

 

そして、出国はというと。

 

飛行機の出発時間の3時間前までには空港へ行くようにと

航空会社から要請されます。

 

飛行機のチェックインの前に、

荷物のセキュリティチェックがあるようなのですが、

そんな仕組みを知らない私たちは、

普通に、航空会社のチェックインカウンターに並んでしまい、

「先ずはセキュリティチェックを受けて」と

帰されます・・・。

(だって、そんな導線になっていないんだもの…)

 

たまたま今回は、プレミアムエコノミークラスの席だったので

そんなすごい列じゃなかったけど、

エコノミークラスだったら、結構な時間のロスになっていたところでした。

 

ただ、このセュリティチェックも、

怖い顔で詰問調で聞かれるのがちょっとドギマギだけど、

特に荷物を開けて調べられたりすることもなく、

「荷物を詰めたのは誰?」

「どこで詰めた?」

「誰かに頼まれたものは持っていない?」

みたいな質問をされるだけ。

終了後、パスポートの背表紙にバーコードのシールが貼られ、

その後出国までのあらゆる場所で、このシールの有無をチェックされます。

 

その後、ボーディングパスをもらい、

手荷物検査をして、

出国審査へ。

 

ここでも出国審査は顔認証。

驚いたのは、パスポートを読み込ませたら、

なんと!日本語で案内が表示されたこと。

 

日本のパスポートを入れたら自動的に日本語で案内が出る仕組みになっているのですね。

すごいな~、イスラエル!!

 

そして、

出国許可証が出てきます。

ちなみに空港内はこんな感じ。

円形の真ん中は噴水。

そしてその噴水の周りには、お茶が出来るスペース、免税店などが広がっています。