清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

弾丸奄美大島 1泊でも楽しめたよ Day 1

 

人生初!奄美大島へ行ってきました。

 

鹿児島で乗継ぎ、スカイマークで。

スカイマーク同士の乗継ぎなので(鹿児島空港もそんなに大きくないので!?)

乗継ぎも非常にスムーズ。

直行便も飛んでいるけど奄美への足としてオススメですよ。

 

11時過ぎには奄美に到着です。

 

とっても小さな空港ですが、

ヤシの木に、道端にはハイビスカスも咲き、南国へ来たー!と実感できます。

 

先ず、空港近くにある宇宿(うしゅく)貝塚史跡公園へ。

公園という名前だけど、公園はどこにもなく、

実際の遺跡の発掘現場の上と横に天井と壁が作られ、

そのまま博物館になったようなところです。

係りの人が、まるで久しぶりにお客さんが来たーとばかりに、

かなり詳しく説明をしてくれて

奄美の不思議な歴史がよく分かりました。

 

 

縄文時代奄美人はこんな石積みの住居に住んでいたそう。

 

昼食は、奄美に行ったらはずせない鶏飯(けいはん)。

これだけは絶対食べたいと思っていたものです(^^)

色々お店はあるようですが、ここが美味しいよ!と一緒にいった友人おススメの

「てっちゃん 龍郷(たつごう)店」へ。

なぜこんな巨大なハブが目印になっているのかは全く不明ですが、

ある意味インスタ映えする外観ですね(笑)

 

白米に、ほぐした鶏肉、錦糸卵、シイタケ、海苔、刻んだミカンの皮などをのっけて

鶏だしのスープをかけて食べる、いわゆるお茶漬けのようなもの。

みかんの皮が、いいアクセントになって、

またこのおだしがほんまに美味しい~。さらさら~といただけます。

 

頼んだ鶏飯セットには、鳥のたたきが付いてくるのですが

これまた絶品!

 

もう一つ、奄美に来て食べたかったのは(欲しかったのは)黒糖。

水間黒糖さんへ。

奄美大島さとうきびのみを使っているので、

収穫の関係で一年中買えるわけでもなく、

またそのさとうきびの搾り汁のみ他は何も足さずに作られているので

とにかくお味が濃厚。

お客さんがひっきりなしに来ていました。

 

今日できたばかりの黒糖をビニール袋に詰めてもらったのですが、

通常黒糖とイメージしている四角く切ってあるのと、ぼこぼこの形の2種類が。

ぼこぼこの形の黒糖は、

さとうきびを煮詰めた後、固めるために攪拌機に入れるそうなのだけど

そこから固まった黒糖をとった後、攪拌機の底にこびりついたものを

こそげとったものだそう。

通常の黒糖より、口の中でほろほろと溶け、より甘味を味わうことができます。

初めての口当たりに、こっちの方が好きかもー。

奄美に来ないとお目にかかれないシロモノです。

 

できたばかりの黒糖はまだ水分が多いので今日1日封はしないでねと。

(出来立ての食パンのようですね)

 

黒糖って意外と香りがあるようで、ビニール袋開けっ放しの黒糖を置いておくだけで、

車の中やホテルの部屋の中が黒糖の香りで充満しちゃいました。

 

出来立ての黒糖を袋詰めしてもらいます。

 

裏手の工場。これで煮詰めているのですね。

 

さとうきびもたくさん積まれていました。

 

その後、奄美市佐用町にある黒潮の森マングローブパークの

マングローブカヌーツアーへ。

 

この辺りは、奄美群島国立公園特別保護区となっていて

動力の船は使用禁止みたい。

雨模様だったのだけど、だんだんと雲も薄くなってきて

時折青空も顔を出すお天気の中カヌーでゆっくりと。

 

本州よりも気温が高いためか、山々の青々とした緑が

もこもこに育っていて、まるでブロッコリー(笑)

 

途中、川辺に上がると小さな穴がいっぱいあいており、

そこから白い小さなカニが出たり入ったり。

爪を上に上げてまるでダンスをしているみたいでとってもかわいいのです。

 

ちょうど満潮になりつつある時間帯で、みるみるうちに川の水かさが増し、

マングローブのトンネル内にもなんとか入ることが出来ました。

 

夜ご飯は、奄美出身の方も一緒に、

その方おススメの「なつかしゃ家」で。

普通の家のような外観だけど、

中は古民家風の落ち着いたインテリア。

 

近海でとれた伊勢エビ、島ラッキョウの和え物などが、大きな竹ざるにのっかって

出てきます。

この他、車エビのほやほやと呼ばれる旨み濃厚なお吸い物や、

豚の角煮、油そうめん、ピンク色のハンダマご飯など、

島の伝統的な郷土料理を堪能できます。

美味しかったけど、もうお腹パンパン。

 

その後、バーに立ち寄り、

こちら特産の神酒ラム酒(おみき)や、紅さんごの水割りを飲んで、

初日から奄美を大満喫したDay 1でした。

 

Day 2に続く。