2週間ほど前になるけど、
母の誕生日祝いに
生まれて初めて
貴船の夏の風物詩と言われる
川床料理へ行ってきました。
台風の進路がかなり心配な日にちだったけど、
自慢の晴れ女パワーがここでも炸裂(笑)
簾からの穏やかな木漏れ日と
ムシムシの京都市内とはまるで別世界の
さわやかな陽気の中、美味しくお食事を楽しんできました。
貴船川の上の川床はこんな感じ。
メニューは、
定番の鮎の塩焼きの他、涼しげなそうめんやお造りなど、
一品一品が京都らしいお上品なコース。
決してお安くはないけど、
この雰囲気はやはりこの時期の、ここ貴船ならでは、ですね~。
なんでも、貴船の川床の歴史は、大正時代にまでさかのぼるそう。
最初は、川に足をつけて涼を求めていたのが、
だんだんと今のスタイルに変化していったそう。
今みたいにクーラーなんぞなかった時代に、
うだるような京都の暑さを、
風流に楽しむための先人のアイデア。
素敵やな~としみじみと味わいたかったものの、
しかし、この時期の貴船は、
そんな思いも打ち破られるほどのすごい人で。
川沿いの細い道路も大渋滞!
貴船神社の拝殿前もありえないくらいの行列!
泣く泣く、お参りはあきらめてきました…。