先日発表された、国立がん研究センターの10年生存率初集計。
がん研究センターのHPに掲載されている
1999年から2002年の間の診断治療症例の 乳がんの5年生存率が、
88.7%。
10年生存率が、80.4%。
がんの中では比較的高い数値だが、
なによりもショックだったのは、
5年までの相対生存率と5年以降10年までの
相対生存率の下降線がほぼ一直線で同じ比率だったこと。
他のがんは、5年までにがくっと生存率が下降し、
5年以降10年までのその下降具合はなだらかになるのに、
だ。
ちと古いデータゆえ、
新しい抗がん剤や分子標的薬などが次々と開発されている昨今、
生存率自体はきっとその当時よりも上がっているのだろうけど
やはり乳がんは、発症後10年はウォッチしないとダメよ
ってことがより明らかになりましたね。
はぁ~(ため息)。