立て続けに
インド映画。
今度は、
「バルフィ!人生に唄えば」を
見に行ってきました。
バルフィという耳も聞こえず口もきけない、
でも底抜けに明るい男性と
2人の女性のお話。
一人は、好きでもない男性と結婚した女性、
(女性の私でも吸い込まれるようなすごい美人!)
もう一人は、自閉症の女性。
世界遺産でもあるトイトレインが走るダージリンと
巨大なハウラー橋が印象的なコルカタという
こてこてのインドが舞台なんだけど、
流れる音楽はアコーディオン。
今回の映画もインド映画お決まりのダンスシーンはなく、
「アメリ」を彷彿させる、どこかおしゃれ感が漂う映画でした。
しかしとにかくキャストの演技が素晴らしい!
主人公のバルフィも、
自閉症の女性も
その役柄、セリフがほぼない。
2時間半という長い映画なのだが、
セリフがなくても全く違和感がないくらい
表情やしぐさだけで心にす~っと入ってくる。
というか、言葉じゃないからこそ
人間の本能的な、優しさや思いやりが
余計にじわ~と心に響くのかも。
最後は、ほんのり涙がにじみ出る
素敵な映画でした。