TC3クールの10日目。
白血球激減真っ最中の恐怖の10日目ではありますが、
今回も発熱なし。
ああ、よかった~[:嬉しい:]
引き続き、おてもやんと頭痛。
そしてまた手が痒くなってきた。
でも今日はバファリンが効いてくれたので
かなり元気な一日となりました。
さて、昨日の続きです。
紹介状を持って大きな病院へ出向いた私。
大病院なんてほとんど初めてやったから、
わ~、ドトールがある~!美容室がある~!ATMもある~!
まるで遊園地かなんかに来た子供のように
キョロキョロしてた。
しかし、先ず、受付で渡されたのは、
ガンだった場合の告知方法の同意書。
本人でいいのか、誰か親権者が同席の上言うのか、
絶対本人には言わず代理人に言ってくれなのか、
を書くのだけど、
もしかしたら、ガンじゃないかもしれないしな~と
少しの可能性をまだ信じていた矢先に
かなり重い同意書だった。
まあ、病院にとっては大事なことだろうけど。
で、今後の主治医となるドクターとご対面。
目の前に現れたのは、
明らかに。しかも。
はるかに私より若いであろう爽やかなイケメンドクター。
向こうはな~んも思っちゃいないと思うけど、
私の方はといえば、
年甲斐もなくちょっぴり恥らいながら、
胸を丸出ししました、ハイ。
「ぶっちゃけ、どうですかね?」と聞くものの、
イケメンドクター、意外と口が固い。慎重??
「う~ん、検査してみないと正確なところは分からないですからね~」
でも、クリニックの先生同様、表情は笑っていない。
やっぱり、間違いないのかな~。
で、翌週、MRIと針生検と呼ばれる検査を
することになりました。
MRIは、ガンかもしれない塊の広がりなどを見るものらしいです
造影剤を使用するので、検査の5時間前からは絶食。
入墨やコンタクトレンズもダメ。
手をあげた状態でうつぶせで先ず10分。
10分後、造影剤を手の甲から点滴で入れ、
さらに約20分の計30分。
冷た~い造影剤が血管を伝わって行くのが分かり
結構気持ち悪いし、
動かずにうつぶせで30分というのも辛い。
ものすごい音がうるさいと聞いていたけど、
ほんまその通りで、
工事現場だったり、踏み切りだったり、
様々な音がひっきりなしにやってきて、
この機械壊れてるんちゃうの?!と
途中不安に陥るくらい。
ヘッドフォンを貸してくれるけど、
ほとんど意味なし、でしたね。
針生検は、今考えても二度としたくない検査。
手術はもう一回と言われても、
「しゃーないですね~」と言えるけど、
針生検は間違っても言えないな~[:怒り:]
まあ、細胞診でクリアになればすることのない検査なんだろうけど、
私の場合は、残念ながら細胞診では疑いだったため
さらに組織をとって調べてみましょうということになったのです。
おっぱいの表面と奥と2回、局所麻酔を注射された後、
なんだかでかいドリルみたいな注射で
ギュギュギュッと差し込まれ
キュイーンと吸い取っていく。
乳腺が固いと、以前のクリニックでも言われたけど、
やはりそのよう。
イケメンドクターもかなり難儀されてました[:冷や汗:]。
「ごめんね~、痛くない?痛くない?」と
優しく声をかけながらも、
遠慮なくブスッ、グイグイって感じ。
麻酔しているから痛くはないけど、
何されているか頭はクリアだから、
正直、かなり恐怖やった。
情けないけど、
看護師さんにずっと手つないでもらってましたもん、私。
や~っと終わったときはグッタリ。
多分ドクターもグッタリやったんちゃうかな。
その後、しばらく止血のためガーゼで抑えられて寝ていた後、
ようやく開放となりました。
翌日、でっかいガーゼをとったけど
血みどろ。
胸からこんな血が出ている姿、初めて見ました。
(そうそうこんなシチュエーションはないよね・・・)
痛み止めをもらったものの、
今思えば、手術後よりも痛かったかも。
この2つの検査の後、とうとう乳がんと告知されるのですが、
続きはまた明日。
(引っ張ってすみません)