TOHOシネマズの午前10時の映画祭でやっている
「グレン・ミラー物語」。
1954年の作品なんだそうな。
グレン・ミラーが、質屋に入り浸る貧しかった頃から、
結婚して、その妻の助けを受けながら
グレン・ミラー楽団を作り上げ、
軍人として亡くなるまでを描いた作品。
映画自体も素敵だけど、
ムーンライトセレナーデ、イン・ザ・ムード、真珠の首飾りなど
グレン・ミラーの代表曲も満喫できる
一粒で二度おいしいアーモンドグリコみたいな映画(笑)
(余談だが、昔、おまけは欲しいけど
でも、味はアーモンドグリコの方が好きで、
子供ながらに悩んでいました…)
そして、
昨年見た「黄金のアデーレ」。
大好きな女優ヘレン・ミレンが主役だから
見てみたのだけど、大正解!
モデルとなったアデーレをおばに持つヘレン・ミレン演じるマリアが
ナチの侵攻で没収されてしまったそのクリムトの作品を取り返すべく、
オーストリア政府を相手に裁判を起こす物語。
厳しい裁判の結果、勝訴。
実際、今はニューヨークに展示されているそう。
いずれも実話に基づいた映画なのだが、
いや~、ほんまにいい映画やった。
そういえば、特に、最近、
実話に基づいた映画やドラマがかなり気になる。
というか、断然面白い。
NHKの朝の連ドラも、
「あさが来た」や「マッサン」や「カーネーション」といった
実話に基づいた作品が好き。
結婚もせず、昔から変わることなく普通にOLをやっている
平々凡々な自分の人生には、
決してない何かを感じ取れるからだろうか。
完璧なるフィクションの「007 スペクター」にハマるのも、
ノンフィクションものにハマるのも、
実は同じ理由からなのでは…、と最近思う今日この頃…。