奈良生まれ、奈良在住の義理の妹と姪、そして母親と、時々遊んでいる。
そんな「奈良女子会」の今回の行先は、大和郡山。
大和郡山といえば、
「金魚」しか思い浮かばないや。
実際、マンホールは金魚柄。
クリスマスリーフ柄のガラスの装飾も
よく見れば金魚の集まり!
でも、今日は、金魚すくいではなく、
藍染体験をしに、
箱本館「紺屋」へ行ってきました。
もともとは、江戸時代から続く藍染商の町屋だそう。
ここでは、「天然灰汁発酵建て」という昔ながらの方法で仕込んだ甕で
染体験ができるそうなのだが、
その天然灰汁発酵建てとは…、
たで藍という葉を乾燥→
その葉を約100日かけて発酵させ「すくも」というものを作る→
甕の中で、そのすくもと灰汁、日本酒、石灰、小麦の皮を混ぜ
さらに一週間ほど発酵→
で、やっと染められる状態に。
びっくりするくらいの長い期間と手間がかかっているのだ。
で、発酵しているということは、
甕の中で菌が生きているということで
菌が元気な甕は表面に泡がブクブクと盛り上がっていて
なんとも言えない臭いがプ~ン。
実際、結構臭かったりするのですよ。
そんな臭い中、
洗濯バサミやフィルムの入れ物などで好きな模様を作った後、
その甕の中に、1~2分ほど浸けては水洗いという作業を最低3回。
甕に浸けた後の布は緑色なのだが、
水洗いして酸化させると
あら不思議、藍色になり、
繰り返す度にだんだんと濃い藍色に染まっていく。
いや~、自然が作り出す色って本当に深みがあるね~。
で、私の完成品(ハンカチ)がこちら。
よく見ると色ムラがあるけど、
思い通りの藍色に染まり、大満足!
ちなみに今日のランチは、同じく大和郡山のスエナミで。
前菜、パスタ、メイン、デザート、コーヒーで
2,300円。
味とボリュームでコスパの高いこと!こちらも大満足でした。