清く正しくたくましく♪

関西出身・アラフィフ・おひとりさま、ろびんの日記です。旅日記を中心に、お出かけ・東京生活・美味しいもの・乳がんサバイバーの体調などなど、つらつらと綴っています

歌舞伎の世界

京都南座
みなみざ

先日、中村勘九郎襲名披露の
「吉例顔見世興行」へ行って来た。
みなみざ2
3階席だったのでこんなアングルですが[:汗:]

実は、歌舞伎は全くのズブの素人なので、
失礼ながら、
途中、ちょっとこっくりこっくりしちゃった
ところもあったのだが、
非常に面白く鑑賞しました。


そしてそのすぐ後に、
勘三郎さんの死。

父親であり、お師匠でもあった勘三郎さんを
亡くした勘九郎さんと七之助の気持ちはいかばかりか。

それでも、舞台に立ち続けるお二人の心境は。

なんでも、
勘三郎さんは、
父親から、

「親の死に目に会えるような役者になっちゃいけないよ」

と言われていたそうだ。


何でもその道のプロという人がいるが、
勘三郎さんはまさしくそんな人だったんだろうな。

「形を持つ人が、形を破るのが型破り。
形がないのに破れば形無し」。

伝統を守り続ける責任と自覚、
そして、その厳しさを知っていたからこその、
様々な新しい試みへのチャレンジ。

それを体言してきた勘三郎さんの人生は
本当に格好いい。

そしてその勘三郎さんの格好いい姿は、
確実に息子さんたちに何かを伝えていたのだろう。

そんなプロフェッショナル集団の
お芝居は本当に美しいし、
見ていて気持ちよい。

一気に歌舞伎のファンになりました。

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