関西出身のワタクシにとって、
千葉県といえば
ディズニーランドか、ちーばくんか、落花生くらいしか
思いつかない、どちらかというと印象の薄い県でしたが、
東京に転勤してきて、俄然千葉推しとなっています。
(千葉寄りの東京に住んでいることもあるしね)
レベルの高い観光素材を持っているのに、
なんとなく宣伝が下手くそなのは関西でいう奈良県のよう(笑)。
もっとえらそうに宣伝すればいいのに~。
もったいないな~。
たとえば、鋸山。
例えば、佐倉。
こちらは、積極的に自虐的な宣伝をされていますが、
例えば、銚子電鉄。
そして、今回は、前回銚子に行ったときに行けなかった
足を運んできました。
今回のドライブルートは・・・
★都内出発
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(約2時間のドライブ)
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★飯岡刑部岬展望館
↓
★千葉県旭市の「カントリーハウス海辺里(つべり)」で
極上さばコースなどのランチ
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★飯岡漁港辺りから屏風ヶ浦を見る
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(銚子ドーバーラインをドライブ)
↓
↓
★地球の丸く見える丘展望館
↓
★「風のアトリエ」でお茶
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雨の予報だった5/6(土)。
晴れ女パワーがまたまた絶好調でお天気は良かったものの、
まさかの台風なみの強風。
千葉県までのドライブ途中も、
まだ作物が植わっていない畑の砂が風で巻きあがって、
黄砂のような砂嵐があちこちで起こっていました。
予約をしていたランチ場所に少し早めに着いたので
近くの飯岡刑部岬展望館に寄ってみたものの、
もうびっくりするほどの強風で。
遠目に見える太平洋には、荒々しい白波、
断崖の上は体ごと持っていかれそうな、もはや恐怖感しか感じない風速に、
早々に退散し、ランチ場所へ。
カントリーハウス海辺里(つべり)。
ペンション風のお宿も併設する、カジュアルな見た目のレストラン。
店員さんも、あまりサービスという言葉を知らないんだろうな~
みたいな感じのお店でしたが、
(決してぶっきらぼうってわけではなくて、お年を召した店員さんが多く
皆、食事を運ぶことだけに一生懸命!!!みたいな感じ笑)
お魚の美味しさはホンモノでした。
今回頼んだのは、極上さばコース。@3,800円。
銚子港で水揚げされた鯖の中でも700グラム以上の脂ののった
厳選された鯖のみを使った、
さばの漬け、さばのお刺身、さばの味噌煮、さばのつみれ汁、さば寿司
といった鯖づくしのコースです。
さばのお刺身は全く臭みはなく、さばの味噌煮はめちゃくちゃジューシー、
さば寿司も新鮮だからかそんなに酢で〆ていない
さばの美味しさをダイレクトに味わえる肉厚なさば。
さばの概念が変わるほどの美味しさでした。
生シラスはなかったけど、釜揚げのしらす丼や、
イワシやさよりなどのお刺身盛り合わせも新鮮でめちゃくちゃ美味しかったです。
ランチの後は、絶壁を降りて、
飯岡漁港から、屏風ヶ浦を眺めてみます。
約10キロメートルも続く、別名東洋のドーバーと呼ばれている屏風ヶ浦。
この辺りは、その屏風ヶ浦の最西端のようです。
そしてもっと西へ行くと、九十九里へつながっている位置関係です。
ちなみに、さっきランチを食べたのは、矢印のあたり。
こんな絶景なのに、
そして、今日はゴールデンウィーク中なのに、
ほとんど人はおらず・・・。
人はいったいどこにいるの???
その後、銚子ドーバーラインを進んで、銚子市のジオパークへ向かいます。
ここでは、約300 万年から90 万年前の地層を見ることができます。
比較的柔らかい地層からできているらしく、
海に浸食された穴なども見ることができます。
なんとこの地層は、
年間50cm~100cmものかなりのスピードで削られていたようで、
今は、地層と海の間に遊歩道が整備され、
海水の浸食からは守られているようです。
ここも、強風がとんでもなく、砂の混じったえげつない潮風をもろに浴びて、
もう全身べとべと、砂砂。
目も痛いし、髪の毛もガシガシになるし、口の中や耳の穴にも砂がへばりついて
かなりハードな散策となりました。
ここもほとんど人がいなかったけど、
まあ、確かにこんな砂砂べとべと、髪の毛ぐしゃぐしゃになりながら
散策するワタクシたちの方がむしろアホなのかもしれません…。
そして最後は、地球の丸く見える展望館へ。
330度水域に囲まれた銚子の全容が見渡せる展望台なんだそうですが、
強風のため、外の展望台はまさかの閉鎖!
ということで、ここは次回に持ち越し。
また、この辺りは、いちご狩りも楽しめるみたいです。
さすがにいちご狩りには予約が必要だそうで、
ウォークインでは不可だったので
向後苺園で、いちごだけ買ってきました。
小粒だけど、あまおうにもひけをとらない甘さ♪
いちご狩りはあと一週間くらい楽しめるそうです。